北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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朝も早よから

2010-01-26 19:45:58 | 日々のもろもろ
うちの職場、始業時刻は8時30分なんだけど、毎朝、7時45分には決まって出勤してきている人が約一名存在する。
もったいぶることもないのだろうけど、実は私で、勿論、課内で一番早い出勤。
よく、「そんなに早く来て何してるの?」って聞かれるんだけど、特に何をしているというわけでもない。
することといったら、コーヒーサーバーにコーヒーを淹れることと、後は、この季節なのでうがいと手洗いぐらいで、始業のチャイムがなるまで、適当に時間を潰している。
正直に言うと、「もう少し遅くてもいいんじゃないの?」って自分で思うこともあるのだけど、長年身に付いた習慣なので、簡単に変えることはできないのです。

そんな風に、私が朝早く行動するようになったきっかけは、実は高校時代にまで遡る。
私の通っていた高校は、山の中腹にあって、交通の便が余り良くなく、通学に使えるバスは、一応二路線あったのだけど、うち一路線は、終点から学校まで20分ほど歩かなきゃいけなかったので、必然的にもう一路線の方がメインになっていた。
そんなメイン路線の方は、朝は、日中よりも本数が多いのだけど、スクールバスじゃないので、当然ながら一般のお客さんも乗ってくることから、混雑緩和のため、私が1年生の時には、「○組は○○分のバスの乗ること」というお達しが出ていた。
で、私のクラスは何時のバスに割り振られたかというと、何と、7時20分というとんでもない早朝。
元々朝は苦手ではない私でも、かなり抵抗を感じる時刻だったけど、決まりは決まりなので、何とか早起きをして、これに間に合うように家を出ていた。

しかし、である。
クラスのみんなも、最初は決まりを守って同じバスに乗っていたのだが、言っちゃなんだけど、そんなものは長続きなどするわけがなく、一人また一人と脱落していって、最後に残ったのは、私と同級生二人の三人だけだった。
で、その後私達三人はどうしたかというと、みんなが次々と脱落していく中、「俺達は意地でも同じバスに乗ろう」と誓い合い、結局二年生になるまで、見事に同じバスで通したのである。
結局これがきっかけとなって、その後、大学生になっても、朝の一講目から講義がある日には、決まって早く行っていたし、それが社会人になっても続いて、今日に至っているというわけなのです。

昨日は、この季節だけ早く出勤している人から、「私も早いけど、ナナマガラーさんには負ける」なんてことを言われた。
別にその人をライバル視しているわけじゃないけど、そんな風に言われると、明日以降も頑張って早く行こうという気持ちが強くなるもの。
まずは、明日も、頑張って一番を目指してみよう。
コメント (2)
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