北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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通称?

2012-02-01 23:02:57 | 日々のもろもろ
函館の隣に「七飯町」という町があるのだけど、さて、この町の名前は何と読むでしょう?

正解はこちらなんだけど、これに関して、今日ちょっと面白いことがあった。

来週月曜日、仕事でこの町へいくことになったので、公用車の申込みをしたのだが、担当者に行き先を告げたところ、こんな言葉が帰ってきた。

「あ~、『ななはん』ね。わかったよ」。

無論、「ななはん」というのは正解じゃなく、かと言って、間違えるはずはないので、恐らく、通称的に用いていた呼び方を口にしただけなのだろうと思うけど、いきなりそんなこと言われてもビックリしちゃう。
さすがに、札幌を「ふだほろ」とか、函館を「かんだて」なんて読まれることはないと思うけど、通称みたいな感じで面白がって呼んでいる人たちがいたとしたら、それはそれで面白いのかも。

あるビジネス関係の本で読んだのだが、昔、京都の商人達の中には、「東京都」を「ひがしきょうと」と呼ぶ人がいたのだという。
これは、日本の文化の中心はあくまでも京都であり、それよりも東にあるということで、「東京都」と表記しているに過ぎないという考え方だそうなのだが、なるほどそれもわかる気がする。
今も通称的にそう呼ぶ人がいるのかどうかはわからないけれど、同じような例って、探せば沢山ありそうで面白いかも?

「七飯」に話を戻すと、ここは稲作が盛んな町なんだけど、町名の由来はアイヌ語で、農業とか米には関係ないらしい。
だとすると、「ななはん」なんて通称はどのくらいの人が使っているのだろう?
不思議と言うか面白いと言うかという話でした。


コメント
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