北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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相手を気遣う言葉

2012-02-20 23:30:06 | 日々のもろもろ
さっき、アクセス解析のページを見てビックリ。
昨日一日で、「ゴーカイジャー」というキーワードで、何と、23PVものアクセスがあったとのこと。
これは多分、開設以来の記録更新だと思います。

ということで今日は、そんな昨日のゴーカイジャーの最終回で、印象に残ったシーンから一つ。
ラストで、レンジャーキーが、本来の持ち主である戦士達のもとへ帰っていくシーンで、マーベラスが、レンジャーキー達に向かって言い放った、「あばよ」という言葉。
前から、どういう意味なんだろうということは気になってたんだけど、この機会なので、調べてみた。

いくつかある説としては、「さらばよ」という言葉が縮まったもの(因みに、「さらば」とは、「左様ならば、これにておいとま申し上げる」という言い方を縮めたものだという)というのが有力視されているそうだが、もう一つ有力視されている説として、「按配よう」という言い方を縮めたものというのもあるらしい。
「按配」という言葉には、「調子」とか「具合」という意味で用いられることも多いが、そう考えると「按配よう」とは、「調子や具合がよいものでありますように」という具合に、別れ際に相手を気遣う言葉として使われているということなのだろう。

諸説あるのだろうけど、私としては、後者の方が、なるほどと納得がいくような気がする。
これを昨日のあのシーンに当てはめてみると、レンジャーキー達に対して、「本来の持ち主の手に戻っても、パワーを失うことなく、地球の平和のために頑張ってくれ」という言葉をかけたという解釈もできるし。
どちらかと言うと、ぶっきらぼうな言い方に聞こえる「あばよ」だけど、実は、相手に対する気遣いの意味が籠もった、温かく優しい言葉だったと考えると、言葉の持つ不思議な魅力というものを強く実感させられる。
だけど、実際に使う場合には、やっぱり注意は必要だよね。
ぶっきらぼうな言い方というイメージは、結構広く定着しているようだから。

コメント
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