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北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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創始者の秘密

2013-05-24 21:19:19 | 道外旅行記



JR佐賀駅から徒歩20分ほど(私の歩く速さで)の所にある、「佐賀城本丸歴史館」
1611年(慶長16年)に完成した佐賀城と、佐賀藩の歴史にまつわる資料が多数展示されています。











中は撮影不可なので、外観から雰囲気を感じていただければと思います。





えっ、いきなりお菓子?
佐賀の名物?いえいえ、どこでも普通に売っているお菓子のようですよ。





これもそう。
実際に、旅行から帰ってきてからこっちで買った物です。

実は、何故この二つを紹介したかと言うと、歴史館に展示してある、佐賀にゆかりの人物の展示の中で、特に印象に残ったのが、この二つの会社、グリコと森永の創始者に関する物だったから。
そう、この二つの会社の創始者は、共に佐賀がルーツだったのです。

グリコの創始者である、江崎利一という人物は、佐賀県神埼郡蓮池村(現佐賀市)の出身で、父の死により、19歳にして家族の大黒柱となった後、家業だった薬種商を始めとする商売に励む中、カキの煮汁からグリコーゲンを採取し、それをキャラメルの中に入れた栄養菓子「グリコ」を製作、販売したのが、現在に至る「グリコ」のルーツとされている。

対して、森永製菓の創始者、森永太一郎という人物は、現在の佐賀県伊万里市の出身。
陶器問屋の息子として生まれた彼は、若き日に、焼き物の販売を目論み渡米。失敗に終わり一度は日本に帰国するも、再び渡米し今度は菓子の技術を学んで帰国し、1899年(明治32年)に現在の森永製菓の前身となる、森永西洋菓子製造所を東京赤坂に設立したとされている。

子供の頃から大好きだった二つのお菓子メーカーの創始者が、こうして同じ県をルーツにしていたというのは、偶然だけど、自分にとっては凄い発見でした。





歴史館の向かいにある、「佐賀レトロ館」。
暑かったこともあって、ここでコーヒーを飲むために休憩。
中にあるパン屋さんで売られている米粉入りパンが絶品でした。





レポの最後は、最終日に飛行機の窓から撮った景色。
まずこれは、関西国際空港、関空ですね。





そして関空の周辺。
当たり前だけど、地図で見るのと同じ形をしています。





これは、多分浜名湖だと思います。
もう六年も前だけど、ここで、ロケ地巡りをしたり、遊覧船に乗ったりした時のことが思い起こされました。

ということで、46都府県到達となった、今回の九州レポはこれにて終了。
今度の夏に全国制覇宣言の予定だけど、これ以降も、気ままに旅は続けていく予定です。
コメント
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