北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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これは捨てられないぞ

2014-02-26 20:17:13 | 懐かしの思い出
月曜日あたりから部屋の整理に着手しているのだが、今回は、処分する物の方が圧倒的に多くなると思われるので、まずは、細々とした物を、残す物、捨てる物に振り分けるところから始めているものの、いつものとおりと言うべきか、これがなかなかどうして大変な作業。
でも、今回は、これまで捨てようと思いつつも捨てられなかった物も、思い切って完全処分することにした。
春からは独り暮らしじゃないんだし、そうしないと物が収まりきらないですからね。

えっ、結局引っ越すことになるのって?
そっか、まだはっきりとは書いてなかったか。
ドサクサ紛れにさらっと言っちゃうけど、どうやら、函館へ戻れるようです。
新居の決定はまだまだ先だけど、とりあえずは一安心ですよ。

でもって、今日の本題はそれではなく、部屋の整理をしている中で見つけた物のなかから、捨てるに捨てられないどころか、これは絶対に捨てられないでしょという物を一つご紹介。





今から三十年前、八雲町に住んでいた頃、学校の授業で使っていた、町の歴史や風物などについて書かれた副読本。
実は当時、私の通っていた学校では、社会科の授業では、教科書は殆ど使わず、この副読本をメインにして進められていたのだが、そのおかげで、私も、子供ながらに町内の様々な事柄に興味を持ち、放課後や休日には、社会科見学の一環として、工場や公共施設を訪問したりしていたので、この本は、そんな思い出の数々が一冊に凝縮されていると言ってもよく、絶対に処分などできない、貴重な物なのです。
四月からも道南地方にいるので、八雲へ行く機会もまた多くできると思うけど、今回こうやって紹介したことで、今度、一人でゆっくり時間が取れる時にでも、この本に書かれている場所を訪ねてみたい、そんなことを、今は思っています。

なんてこと書いてるけど、実はこの先、八雲勤務になる可能性も、実は大いにあったりしている。
それならそれで、昔とはまた違った感覚で過ごしてみるけれど、三十年経ち、街並みが大きく変わっても、私の思い出にある風景は、この先もずっと当時のまま変わらずにいくんだろうなあ・・・。
コメント
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