北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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牡丹の花

2015-05-13 21:08:05 | 道外旅行記
秩父地方には、「札所」と呼ばれる34ヶ所の霊場があり、かの四国八十八箇所ほどではないものの、この札所巡りを目的として、毎年多くの観光客が訪れています。
たかだか一泊二日では回れる場所も限られてしまうけど、今回回った箇所の中で、印象的だった場所をご紹介します。





秩父市内中心部にある、札所15番「少林寺」。











境内にある二つの墓碑。
先の説明書きにもある、日本史で出てきた「秩父事件」で殉職した二人の警察官のお墓です。


※秩父事件
1884年(明治17年)10月31日から11月9日にかけて、埼玉県秩父郡の農民が政府に対して起こした武装蜂起事件。
自由民権思想に接していた自由党員らが中心となり、増税や借金苦に喘ぐ農民とともに「困民党」を組織するも、最後は警察部隊の攻撃を受け壊滅した。


しかし、ここで紹介したいのはそれではなく、ここは、境内に咲く花が綺麗なことで知られています。
またかと思われるかもしれないけど、本当に綺麗だなと思ったので、ご紹介します。





咲いているのは、牡丹の花です。











決して広くはない境内に、様々な色の花がしっかりと彩りを添えている、とても心安らぐ場所です。
この他、境内の一角にある休憩所では、抹茶も振舞われていました。





最後に、小さな五重塔をバックに咲く花を一枚。
いくつになっても、綺麗な花を見て感動する心は、忘れずにいたいと思います。
コメント
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