以前(と言っても10年前になるけど)も書いたことがあるのだけど、私は昔、真面目であることを馬鹿にされたことがあったことがきっかけで、そういう自分の性分があまり好きではなかったりしている。
10年前の記事でも書いているけれど、「真面目だね」というのが、褒め言葉とは思えないと感じたことも、一度や二度ではなかった。
でも、必ずしもそうではない、素直に褒め言葉だと受け取っていいんだなと思える場面だってある。
最近の話で、ある人(女性)から、「凄く真面目に頑張ってますね。」という言葉をかけられる機会があり、一瞬「ああ(またか)・・・」ということが頭を過ぎったものの、それは本当に一瞬だけで、自分とその人との関係を考えると、これは明らかに自分のことをきちんと見てくれていて、そのうえでかけてくれた言葉なんだなと受け取ることができたので、素直に「有難うございます」と言葉を返すことができた。
私は元々、目立つ場面で派手に活躍して称賛されるよりも、目立たないながらもコツコツやって成果を出し、それに対して、見てくれている人は見てくれているんだなと感じるような言葉をかけてもらう方が好きだし、そういう頑張り方の方が性に合っていると思っているので、そういう点からも今回の話は嬉しいと思えた。
何でもかんでも真面目にガチガチに考え過ぎて融通が利かなくなってしまい、器用に振舞えなくなることもあるかもしれないけど、それもまた自分だと思って、無理して上手く振舞おうとせずにやって行くのがいいのかなと。
勿論、そんな自分に甘んじることなく、少しでもよい振舞い方ができるような努力というのも大切だとは思いますけどね。
何だかよくわからない文章になってしまったけれど、率直に思ったことを書いてみました。