面積の広い北見市の、オホーツク海に面したエリア、旧常呂町(平成18年(2006年)3月に合併)にある「ワッカ原生花園」という場所に寄ってみました。
晴れていて、花が満開の時期にはこうだよという、「ブラタモリ」でおなじみの写真がありました。
この日(24日)は、予報では午後から雨だったんだけど、何とか傘を差さなくても大丈夫な空模様でしたので、このまま歩いて出発することにしました。
出発地点にある「ネイチャーセンター」。
物産店や休憩所としてのほか、レンタサイクルもあります。
「ワッカ」とは、アイヌ語で「飲み水が・ある・ところ」を意味する「ワッカオイ」が略され、付近一帯の広域地名となったものとされており、この場所は、オホーツク海とサロマ湖に挟まれた長い砂州に広がる、国内最大規模(約700ha)の海浜植物の一大群落地となっています。
平成13年(2001年)10月に、北海道遺産に選定されています。
早速出発ですが、まだ時期じゃないのか、花は点在している程度のようです。
なので、所々に咲いている花に注目して何枚か。
これは、「エゾタンポポ」ですかね。
「ハマナス」ですね。
これは、「エゾフウロ」という花のようです。
しばらく歩いて行くと、こんな看板がありました。
ちょっと読みずらいですが、「竜宮街道」という名前は、大正10年(1921年)にこの地を訪れた「大町桂月」という文豪によって名付けられたのだそうで、マラソンの瀬古利彦さんがオリンピックを目指して走ったということでも話題になった場所だそうです。
その看板の向こうには、海が広がっていました。
こういう砂浜は久しぶりに歩きました。
このずっと先は、サハリン(旧樺太)の南東部のようです。
散策路に戻ります。
竜宮街道の案内表示から2kmほど歩いたところに、大きな橋が見えてきました。
ここは、サロマ湖とオホーツク海を結ぶ、河口ならぬ湖口だそうです。
こちらがオホーツク海(進行方向右側)。
そしてこちらがサロマ湖です。
橋の上から見ると、その景色の雄大さが分かります。
花が期待していたほど見られなかったのは残念だったけど、久しぶりに自然の中を思いっきり散策して、リフレッシュすることができました。
でも、徒歩じゃなく自転車を借りればよかったかな・・・。次回はそうします。