おなじみ、「北海道庁赤れんが庁舎」。
リニューアル工事中ですが、このようなシートがかけられていて、訪れる観光客をがっかりさせない工夫が施されています。
ですが、せっかく来た観光客をがっかりさせない工夫は、このシートだけではありません。
実は、リニューアル工事の実施中、中を見学することができるようになっているのです。
ということで、早速入ってみましょう。
何度か取り上げたことがありますが、北海道では、道産木材を利用しての建築プロジェクトが広く進められています。
この仮説見学施設にも、道産木材が用いられているということなんですね。
普段下から見上げている「八角塔」の頂部。
開拓のシンボルでもある「五稜星」の存在感が際立って見えます。
工事に関する詳しい解説も書かれています。
「八角塔」って、本当に下から見上げるだけで、詳しい構造や歴史については意識したことがなかったです。
これを機に、学習を深めてみたいと思いました。
明治22年(1889年)と令和4年(2022年)の札幌。
昔と今の定点対比も、歴史を探る上での大きな楽しみです。
えっ、「八角塔」がない時代があった?
それは初耳です。
70年もの長い間、シンボルである「八角塔」がなかったとは、驚きです。
色々なことが分かって面白いです。
「八角塔」がなかった時代の歴史が事細かに書かれています。
北海道を描いた大きな地図が展示されています。
いつ頃の地図でしょうか・・・。
かの松浦武四郎による「東西蝦夷山川地理取調図」という資料。
陸地の輪郭は、かの伊能忠敬や間宮林蔵、近藤重蔵などの測量成果を基にしており、そこに、松浦武四郎が蝦夷地で見聞した情報を基に、山脈、河川、湖沼、道路などが表現されています。
仮説見学施設は、さながら小さな博物館のようです。
今回はざっと見ただけでしたが、来年5月まで見学できるそうなので、また行って学習を深めたいと思います。
最後に全然話は変わりますが、コロナ発症からもうすぐ二週間、鼻と喉の違和感はまだ続いていますが、一時嗅覚に異常が感じられたのが、気が付いたら回復していたようです。
今日、仕事が終わって外に出ると、毎年この時期に強烈な臭いを発する、「あの木の実」の臭いがリアルに感じられたほか、帰宅して居間のドアを開けると、今日の夕食がカレーライスだということが一瞬で分かりました(笑)。
焦らず一つ一つ克服して、体を元に戻していこうと思います。