北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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八角塔の歴史

2023-11-13 19:55:44 | 札幌

 

おなじみ、「北海道庁赤れんが庁舎」。

リニューアル工事中ですが、このようなシートがかけられていて、訪れる観光客をがっかりさせない工夫が施されています。

 

 

ですが、せっかく来た観光客をがっかりさせない工夫は、このシートだけではありません。

実は、リニューアル工事の実施中、中を見学することができるようになっているのです。

 

 

ということで、早速入ってみましょう。

 

 

何度か取り上げたことがありますが、北海道では、道産木材を利用しての建築プロジェクトが広く進められています。

この仮説見学施設にも、道産木材が用いられているということなんですね。

 

 

道産木材のコンビニ - 北の風に吹かれて~独り漫遊記~

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普段下から見上げている「八角塔」の頂部。

開拓のシンボルでもある「五稜星」の存在感が際立って見えます。

 

 

 

 

工事に関する詳しい解説も書かれています。

 

 

 

 

 

「八角塔」って、本当に下から見上げるだけで、詳しい構造や歴史については意識したことがなかったです。

これを機に、学習を深めてみたいと思いました。

 

 

 

明治22年(1889年)と令和4年(2022年)の札幌。

昔と今の定点対比も、歴史を探る上での大きな楽しみです。

 

 

えっ、「八角塔」がない時代があった?

それは初耳です。

 

 

70年もの長い間、シンボルである「八角塔」がなかったとは、驚きです。

色々なことが分かって面白いです。

 

 

 

 

「八角塔」がなかった時代の歴史が事細かに書かれています。

 

 

 

北海道を描いた大きな地図が展示されています。

いつ頃の地図でしょうか・・・。

 

 

かの松浦武四郎による「東西蝦夷山川地理取調図」という資料。

陸地の輪郭は、かの伊能忠敬や間宮林蔵、近藤重蔵などの測量成果を基にしており、そこに、松浦武四郎が蝦夷地で見聞した情報を基に、山脈、河川、湖沼、道路などが表現されています。

 

 

仮説見学施設は、さながら小さな博物館のようです。

今回はざっと見ただけでしたが、来年5月まで見学できるそうなので、また行って学習を深めたいと思います。

 

 

最後に全然話は変わりますが、コロナ発症からもうすぐ二週間、鼻と喉の違和感はまだ続いていますが、一時嗅覚に異常が感じられたのが、気が付いたら回復していたようです。

今日、仕事が終わって外に出ると、毎年この時期に強烈な臭いを発する、「あの木の実」の臭いがリアルに感じられたほか、帰宅して居間のドアを開けると、今日の夕食がカレーライスだということが一瞬で分かりました(笑)。

焦らず一つ一つ克服して、体を元に戻していこうと思います。

コメント (2)
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