北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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噴き上がる湯の迫力

2013-05-25 20:21:35 | 渡島・檜山地方



江差から車で2時間ほど、渡島半島の東部にある、鹿部(しかべ)町。
函館にいた頃、仕事で担当していたことがあって、その頃は何度となく行っていたのだけど、今回行くのは、約1年半ぶり。
3月末に新しい道路が開通したのだけど、実はその道路に関する仕事をしていて、一度是非走りに行かねばと思っていたので、今日行ってきました。





鹿部町の南側にある「三味線滝」という滝。





ご覧のような滝。
流れ落ちる水の音もさることながら、その勢いと澄んだ水に魅かれるものがありました。





これは、鳥羽一郎さんの「北斗船」という歌の歌碑。
鹿部町にゆかりの作詞家、星野哲郎氏の作詞ということで、海を臨む地に建てられています。





鹿部の観光名所である「しかべ間歇泉公園」。
その名のとおり、間歇泉を見ることができる場所です。





これが、温泉が噴き上がる場所。
まだ何も出ていないですが・・・、





10分間隔で、このように噴き上がってきます。
今日は、あいにくの強風(と言うほどでもなかったけど)のため、噴き上がる高さを制限していますが、それでも凄い迫力です。











園内で見るのは今回が初めてで、高さ制限があったのが少々残念だったけど、自然の脅威を感じさせられるものがありました。





園内には、足湯も整備されています。





鹿部町の温泉は、箱舘戦争の際に、土方歳三らの一行が、湯に浸かって疲れを癒したという史実が記された案内板。
そのような史実は初めて知ったので、こちらも驚きでした。





最後に、鹿部町のイメージキャラクター、「カールス君」。
近くにある火山「駒ヶ岳」の軽石をモデルにしたキャラクターです。
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創始者の秘密

2013-05-24 21:19:19 | 道外旅行記



JR佐賀駅から徒歩20分ほど(私の歩く速さで)の所にある、「佐賀城本丸歴史館」
1611年(慶長16年)に完成した佐賀城と、佐賀藩の歴史にまつわる資料が多数展示されています。











中は撮影不可なので、外観から雰囲気を感じていただければと思います。





えっ、いきなりお菓子?
佐賀の名物?いえいえ、どこでも普通に売っているお菓子のようですよ。





これもそう。
実際に、旅行から帰ってきてからこっちで買った物です。

実は、何故この二つを紹介したかと言うと、歴史館に展示してある、佐賀にゆかりの人物の展示の中で、特に印象に残ったのが、この二つの会社、グリコと森永の創始者に関する物だったから。
そう、この二つの会社の創始者は、共に佐賀がルーツだったのです。

グリコの創始者である、江崎利一という人物は、佐賀県神埼郡蓮池村(現佐賀市)の出身で、父の死により、19歳にして家族の大黒柱となった後、家業だった薬種商を始めとする商売に励む中、カキの煮汁からグリコーゲンを採取し、それをキャラメルの中に入れた栄養菓子「グリコ」を製作、販売したのが、現在に至る「グリコ」のルーツとされている。

対して、森永製菓の創始者、森永太一郎という人物は、現在の佐賀県伊万里市の出身。
陶器問屋の息子として生まれた彼は、若き日に、焼き物の販売を目論み渡米。失敗に終わり一度は日本に帰国するも、再び渡米し今度は菓子の技術を学んで帰国し、1899年(明治32年)に現在の森永製菓の前身となる、森永西洋菓子製造所を東京赤坂に設立したとされている。

子供の頃から大好きだった二つのお菓子メーカーの創始者が、こうして同じ県をルーツにしていたというのは、偶然だけど、自分にとっては凄い発見でした。





歴史館の向かいにある、「佐賀レトロ館」。
暑かったこともあって、ここでコーヒーを飲むために休憩。
中にあるパン屋さんで売られている米粉入りパンが絶品でした。





レポの最後は、最終日に飛行機の窓から撮った景色。
まずこれは、関西国際空港、関空ですね。





そして関空の周辺。
当たり前だけど、地図で見るのと同じ形をしています。





これは、多分浜名湖だと思います。
もう六年も前だけど、ここで、ロケ地巡りをしたり、遊覧船に乗ったりした時のことが思い起こされました。

ということで、46都府県到達となった、今回の九州レポはこれにて終了。
今度の夏に全国制覇宣言の予定だけど、これ以降も、気ままに旅は続けていく予定です。
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支配層と儀式

2013-05-23 22:19:54 | 道外旅行記
ちょっとさぼっちゃったけど、あと少しなので、佐賀での旅行記を仕上げてしまいます。
間が空いたので軽くおさらいをすると、ついに46都府県目の到達となった佐賀県では、これまでと違い、事前にどこへ行くかということは特に考えていなかったのだけど、ガイドブックや観光サイトで調べてみて、まずは、弥生時代の遺跡で知られる、「吉野ヶ里歴史公園」へ行くことにしました。

園内では、弥生時代の生活の様子が窺える、竪穴式住居や高床式倉庫を見たり、邪馬台国の皇帝卑弥呼が、魏の国王より授けられたという、「親魏倭王」の印作り体験をするなどして、楽しい一時を過ごしていました。





次にやってきたのは、弥生時代の王の宮殿があるという場所。
一体どんな場所なのか・・・。








なるほど。確かに立派な建物ですね。
他とは違い、どっしりとした存在感があります。











真ん中に座る王と、支配層の人々による集会の様子。
このように、現在の政治に相当する、国内の重要ごとが決められていたのでしょう。








こちらは、最高司祭者による「神がかり」という儀式。
最近は、神様や神霊が乗り移ったかのように、驚異的な力を発揮したり、常識では考えられないことが起こったりするという場面で使われる表現だけど、ここで言う、神様が人に乗り移るということは、神様たる祖霊からお告げを授かることを意味しており、そのために、写真のような姿で祈りを捧げるという内容の儀式だったようです。








これは、一族が揃って眠る墓列。








この頃は言うまでもなく土葬だけど、このような形で死者を埋葬し、弔っていたということが窺えます。
日本史の授業では出てこない部分なので、こういう物をこういう形で再現していることには、感服の一言です。





最後に、暑さ凌ぎで食べた物をご紹介。





古代米の一つで、イネの栽培品種のうち、玄米の種皮若しくは果皮に、タンニン系の赤色色素を含む品種を指す「赤米」を使ったアイスクリーム。
甘すぎず、どちらかと言うと牛乳のような味が濃く感じられる、滑らかな味わいでした。
最初は硬くて苦労したけれど、また機会があれば食べてみたいです。
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賛成

2013-05-22 22:39:36 | 日々のもろもろ
国家公務員3年連続最低評価で免職も…自民原案(読売新聞) - goo ニュース


国家公務員として賛成。
一部の不心得者のせいで、公務員全体が悪く思われるのは、迷惑なことこの上ないから。

そりゃまあ、自分もさ、大したこと言えるだけの物は持ってないよ。
でも、うちの職場でも、残念ながら、出されてきた書類を処理せずに放置してたとか、住民の方に対して上から目線の態度を取った、あるいは住民の方の前で無駄話をしていたなんて話は、今でもたまに見聞きするので、そういうのを見るにつけ、絶対こうはならないぞと誓ったりしている。
なので、せっかく、そういう「最低評価」ということを前面に出すのなら、単に仕事の結果だけで評価するのではなく、日ごろの勤務態度も、もっと厳しく評価に反映させるようにすべきというのが私の考え。
同じ、業績目標を達成できなかったということであっても、おざなりにしていたのと、一生懸命頑張ったけど、やむにやまれぬ事情で・・・と言うのでは訳が違うんだから、前者は、もっと厳しく査定して然るべきだと思うんだけどね。

それと、正規職員だけでなく、ハローワークを通して入ってくるパートや非正規の人達も、たまに、問題な人がいる。
今の事務所の人達は、みんな凄く頑張ってくれているけれど、前の部署とかでは、所詮は公務員の職場というような思いでもあったのか、ただ指示されたことしかせず、することがなくなると、勤務時間中なのに、携帯メールをしたり、仕事と関係のないサイトを見たりしている人もいた。(私より年上でもそういう人が・・・)
こういう人が、味をしめて、次もまた公務の職場で同じようなことを・・・なんてことも残念ながらあるようなので、現場の人間としては本当に困る。

正直、甘過ぎると言われても仕方ないんだけどね今の制度は。
仕事の出来には過剰なまでにこだわるのに、勤務態度とか、それ以前の生活態度については、あまり何も言わないという上の人も多いし。
何とかならんもんですかねえ・・・。
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今日はこんな日

2013-05-21 23:08:13 | 日々のもろもろ
旅行のレポがあと1~2回分残ってるけれど、今日はもうこんな時間だし、寝るとするか・・・。

昨日は歯医者だったので定時で退散したけれど、今日はまた22時まで残った。
うちの職場は、20時になると、早く帰れと言う意味なのか、学校でおなじみの、あのチャイムがなるのだけど、何だかそれすらも恨めしく聞こえてしまいそう。
残業中、お金の計算で、一瞬、致命的な間違いをしたかと思いドキッとした所、大丈夫だったことが判明してやれやれ。
これから3月まで続く案件なので、苦手なエクセルのリンク設定を時間をかけて行い、毎月の出来高の数字を入れれば最後まで自動計算されるようにしておいた。
今日苦労した分、これからは楽にできそうだ。

今日もそうだったんだけど、最近、函館は晴天なのに、峠を越えて檜山管内に入ったら、一転して曇天ということが多い。
でも、気温は結構高く、蒸し暑いくらいなので、何だか違和感を覚えたりも。

職場でスマホのことが話題になったんだけど、まだ二つ折り携帯のままの人も結構いる中、私も、変えないのかと聞かれ、「変えるつもりでいたけど、諸事情により、少なくとも来春まではそのまま」と答えておいた。
来春スマホに変えて、会社も、長年使ってきたauからソフトバンクに変えるというのが目下の予定。

今日の昼食は、職場の食堂でエビフライカレー。
大きなエビフライが三本入ってて、サラダ付きで450円というお手頃価格。
丼物も結構安く、親子丼が315円というのも凄い。
明日はどうしようかなあ・・・。

とまあ、今日はこんな一日でござんした。
「踊る!さんま御殿!!」に中田有紀さんが出ていたので録画したけれど、じっくり観るのは週末だな・・・。
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