北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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羽田の渡し

2018-06-01 20:00:21 | 道外旅行記
羽田空港周辺での「ブラナナマガラー」。
行こうと決めていたのは穴守稲荷神社だけだったけど、他にも何か興味深いスポットがあるかもしれないと思ってブラブラ歩いてみました。





ほほう、「羽田の渡し」ですか。
「矢切りの渡し」は有名だけど、羽田にもそのような場所があるんですね。





羽田周辺を流れる大きな川といえば多摩川。
多摩川に架かる首都高速道路横羽線の「高速大師橋」と、並走する東京都道・神奈川県道6号線、通称「産業道路」の「大師橋」の下付近に、「羽田の渡し」があったとされています。








羽田空港方面へ向けてアップで撮ってみましたが、残念ながら離着陸する飛行機は見ることができず。
その代わり、鳥が写っています。





川崎市方面へ向けて。
左が首都高速で、右が「産業道路」です。








「羽田の渡し」は、古くから、羽田漁師町(大田区)と上殿町(川崎市)を繋ぐ渡しが存在していたとされ、江戸時代より以前からあったとされています。
小島六佐衛門という人物が率いる組が営んでいたことから「六佐衛門の渡し」とも呼ばれ、川崎大師参詣の要路ともなっていましたが、1939年(昭和14年)に大師橋が開通するに伴って廃止されました。





再びこの写真。
今ははっきりとは分からないけれど、何となくこの地に渡し場があったようにも感じられる気がします。
コメント
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