北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
(C)ナナマガラー All Rights Reserved.

赤土の田んぼ

2018-06-10 21:26:02 | 道外旅行記
東京での「ブラナナマガラー」の最後は、再び羽田に場所を戻しての話題。





「羽田の渡し」から穴守稲荷駅に戻る道中、住居表示を見てふと思った。
「『羽田』という地名の由来ってどういうことなんだろう?」と。

なんだけど、帰ってきてから調べようと思っていたら、先日、NHKの「日本人のおなまえっ!」で紹介されてしまいました。
その放送では、フィギュアスケートの「羽生結弦」選手と、将棋の「羽生善治」七冠について、同じ表記なのに読み方が違うということが主たる話題だったのだけど、そこから派生して、次のとおり「羽田」の由来が紹介されていました。

「羽田」とは、「埴(はに)田」という名前が転じて生まれた地名だそうなのだが、この「埴田」とは、「赤土の田んぼ」の意味。
この「赤土」は、理科の授業(地理の授業だったかも?)で出てきた記憶のある「関東ローム層」のことで、これが広く関東平野に堆積し、例えば都内でいえば、現在の「赤羽」などは、元は「赤埴」という名前だったのが、転じて現在の名前になったのだとのこと。
でもって、「羽田」もこれと同様に、その「赤土=埴」の田んぼが広がっていることから「埴田」となり、転じて「羽田」となったのだそうです。

なるほど、元は赤土に由来する地名でしたか。
その辺、例えば「ブラタモリ」あたりで痕跡探しでも・・・と思っていたら、現シリーズになる前の第2シリーズで、既に羽田が舞台になっていました。
それは残念。
でも、なかなか興味深い内容ではあると思うので、今後はその辺を意識して羽田周辺を歩いてみようと思います。


ということで、先日の東京~埼玉での「ブラナナマガラー」レポはこれにて。
釧路や札幌でのネタのストックがかなり溜まってきている(今日も新たに三箇所ほど行ってきた)ので、6月いっぱいでその辺をやっつけていくかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする