小正月の習わし、繭玉を作った。
今では三九郎に焼いて食べるために作るような風習だが、本来は農家の「作始め」の一連の作業だ。
野村区誌によると、
「農家にとって、14日は作始めといって、農作物の豊作を願う行事が行われ、大変忙しい日であった。
朝から餅をついてお供えを作ったり、食べる餅を作ったり、あられや氷餅を作ったりした。
餅がつき終わると繭玉作りである。猫の手も借りたい忙しさで子どもも総出動である」
長男夫婦の都合で孫が来れない日曜日。今日の繭玉はその昔子どもだったじじ・ばばの作業だ。
団子を赤・白・青に色付けし、掌で丸める。
柳の枝に刺す。柳の枝も今はスーパーから買ってくる。
天井から吊るしてでき上がり!