実家に置いてあった年券を取りに寄って、吾妻川を北上する中、ウン10年記憶から遠ざかっていた渓が突然脳裏を掠めたのでした。
ダメなら直ぐに移動すればイイや、程度にハンドルを右に切り、A川へ向かったものの進むにつれ、記憶に無い道路に分岐点を間違えそうになっちゃいました。
なんとか川沿いの林道にたどり着くと林道両脇をサルがお出迎え。
更にはこんな看板まで。
今年は特に目撃情報が多いらしく何処に行ってもクマ・くま・熊。慣れっこになっちゃいますが決して慣れたらいけませんね。
鶴ヶ島のNitoさんも先週末、新潟の渓で15m先を通過されたそうですから。
左手で必要以上に熊鈴を鳴らしながら落差の無い流れに降り立ち意味も無く深呼吸。
秩父は危機的な渇水でしたがココはその心配はないようです。しかし、以前入っているであろう流れなのに全く記憶にございません。
ウン10年振りなので流れが変ったと思いたいのですが‥。
で、いきなりイワナのような無垢な出方で待望のヤマメ君登場です。
サイズはイマイチも魚は多く、やっぱ”お告げ”だったのでしょうか。
しかもフライズレしていないのか、シッピングライズは一度もないのですからこれまた、驚きです。
イクラやキジのケースが残されていることから温泉客も含め、結構竿が入って抜かれちゃってるのかもしれません。
瀬は相変わらず絶好調でサイズはイマイチもグラマラスなヤマメは連釣です。
今日一の24cm。
吾妻ヤマメらしく黒点は少なめ、この精悍な顔立ちからしてオスでしょうか。
暫くすると魚は走るのにフライには出なくなったのでおかしいなと、思ったらエッサマンが二人、先行してました。
平日といえども群馬は禁漁間近なので20日までは何処もこんな感じになるんでしょうね、きっと。来週に持ち越さなくてこれまた正解だったかも。
じゃあ、と言うことで支流に入るといきなりコノ滝です。
浅い壷の左は沈み石もあって出るかなと思ったら無反応。
右側は岩盤で期待はしていなかったのにスローモーションでフライを吸い込んでくれたのがコノ何ともいえない色合いのイワナ君。
今年はまともにヤマメを釣っていなかったので今回の目的はヤマメメインでした。大物は出ず終いでしたが目的達成で満足しちゃったためイブニングは考えず、次の目的地である嬬恋へ16時半過ぎに移動しました。