アメコミの話
アメコミのマーベルコミックスに
シルバーサーファーというヒーローがいます
サーフボードみたいな(いやサーフボードなんだけど)デバイスで宇宙を滑空するヒーローです
アメリカのヒーローはコスチュームヒーローと言って
コスチュームを着ることが変身
あるいはそのまんまの形態で活動をするのですが
こちらさんは、宇宙魔人ギャラクタスの水先案内人(ヘラルド)
になったので何物にも侵されない皮膜でおおわれているという設定
設定はこんな感じ
Wikipediaより
ゼンラ星出身で、ほぼまっぱなヒーローというのは出来過ぎのように思いますけど
Zenn-LAという惑星なので1966年という登場時を考えると
Zennは禅でしょう
だから
もともとの中の人のNorrin Radd (ノリン・ラッド)氏からしてこんな感じ
お坊さんですよねこれ
すっかり日本にも定着したアメリカンコミックスですが
これまで何度かムーブメントがあって
1978年頃月刊スーパーマンという雑誌が創刊されて
毎月スーパーマンやDCユニバースのヒーローの翻訳が載ったんですね
まあ、ある程度は売れたみたいですが結局尻つぼみというか
2年で廃刊
それと交代するように
ポップコーンという漫画誌が創刊され
こっちはマーベルの漫画が載ります
これ1980年の創刊なんだけど
1978年頃から光文社は単行本で
マーベルの作品を展開するんですね
その中の一冊で唯一手元に残っているのがこれ
シルバーサーファーが盲目の少女と出会い地球を救ことの代償として
ギャラクタスから地球に閉じ込められてしまい
恋人シャラ・バルに再会するために
ギャラクタスのバリアーの挑戦し続けるというものだったのですが
1984年頃神保町の三省堂に輸入されていた本を読んだから
宇宙を駆け回っているし
頭が炎で体が金色の宇宙人と恋愛しているし
オイ! シャラ・バルどうしたんだよ
と突っ込んでしまいました
ここら辺のいきさつは全然わからんです
この単行本
1968年のサーファーのオリジンが書かれたものが翻訳されております
ボートはいわゆるロングボードというやつです
一番上の画像だと紡錘形の今みたいな波を切っていくようなタイプになっています
ここら辺の話は映画 稲村ジェーンのラスト近くにも出てきて
主人公の友人の米兵がベトナムに行くので自分のボートを主人公に託すのですが
それまでのロングボードとは全然違う形で主人公が驚いていると
米兵はこれからは波を切るんだ
といいいます(記憶曖昧)
ロングボードといえばオーストラリアだかニュージーランドで
サーフィンをするサンタクロースの切手が発行されたことがあり
その足の配置がおかしいと今でいう炎上騒ぎになりましたけど
あれロングボードだからあれでいいんじゃないかな
ロングビードといえばアニメシリーズでスヌーピーも乗ってます
当時の遊び方通りにボードの上を歩いて行ったり来たりしてます
時代を考えながら読むとまたひとしおです
シルバーサーファーはメビウスも書いていて
小学館が発行していたマーベルX(クロス)に翻訳が載りました
これ持ってたはずなんだけで探すと出てこない(笑)
これも傑作なんだけどな
これも傑作なんだけどな
いまAmazonで単行本買うと
9000円もするのよ
で、某氏の御子息(アメコミファン)が志望大学に合格したとのことで
お祝いにこれを繰ろうかと思ったんですが出てこないので光文社版を(殴
やっぱ
こっちにします
DCですまん
おまけ
件のスヌーピーのサーフィン
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