FORTY THREE-SEVEN

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模型飛行機と内燃機屋さんとワタシ

2021-09-25 06:00:00 | 43
オランダでフォッカーD21のレプリカを作っている人がいて
それがもうすぐ初飛行という話

日本でフォッカーD21つったらやっぱフィンランド空軍だよな




氷上運用のためですかね、固定脚に変更しているのは
でもフィンランド以外でも本来降着装置は引き込み式のはずだけど
固定して使っているんだよね
あ、オランダの情報までアンテナを張っているわけではなくて
この岡部先生のツイートをさかのぼっただけですが(笑)


これはそのプロジェクトのwebsite


このスレッドで、誰かがエンジン整備が大変そう
とおっしゃてました
で、Suzuki系の某チューナーさんは戦争当時、海軍でエンジンを整備していたことでも有名ですが
掲示板で
”並列4気筒なんざ、榮の14気筒に比べればおもちゃみたいなもので整備なんぞ簡単だ”
というような意味のことをいていた
という書き込みがありまして
色々調べましたが、その書き込み以外には、同様の発言は見当たりませんでした
まあ、14気筒だしなぁと思ってましたら
バイクパイセンと話をしていたら、氏のお世話になっている
内燃機屋さんのお父上がそういうことをしていらっしゃいました。
大元は陸王なんかの整備や販売をしていた方なのですが


戦争が始まって、世間もバイクどころじゃなくなって
上みたいな模型飛行機を商うようになったらしいんですが
戦争が激しくなってきて、文部省だかからお呼び出しがかかり
”ああこりゃあ、戦争しているのに模型とは何事か”で商売終わりだな
と、出向いてみれば
”航空教育は大切だからどんどんやってくれ、日本中の学校に配って教材にするぞ”
で、大増産でこれはこれで大変だったそうです
まあ戦争も終盤になって、お父上も召集されて
古参の上等兵に
”お前何ができる”
”ハイ、バイクの整備やっとりました”
”なーにー!?”
”星型なんてハーレーや陸王のV2の連続だから整備はお手の物”
だったそうで
二等兵なのに従兵が付いて食事は搭乗員並みの扱いだったそうで
”軍隊にはいい思い出しかない”と生前仰っていたそうです
まあそうだろうなぁ
で終戦で、なんかほしいものあれば全部持って行け
(どうせ全部占領軍に持って行かれちゃうから)
と言われて工場にあった工具やらを
バイクに付けたサイドカーいっぱい貰って復員したそうで
それで内燃機屋さんを始めたら、日本はたちまちモータリゼーション
自転車にエンジン付けたり、その後、バイク、車の時代が来て大繁盛
ワタシが訪ねたときはN市の中心部(某H社の創業(?)の地の向かい当たり)
にあったんですがさすがに商売に差し支えて
郊外に引っ越したようです
ワタシがお邪魔した時はRB26のブロックと
Kawasakiのジェットスキーのエンジンが整備で入ってました
RBのブロックを前にしてL28のいブロックに補強入れとるだけで
特に新設計というほどのものでもない
とおっしゃってました
勉強になるわー(笑)
CB750の団体を見て
いいバイクだよね。エンジンも〇〇を□□してあげればパワーも保てるしさ
”あなた何者ですか”
大金かけレストアしても出力30psじゃ誰も買わんわな
しかも今馬力測定が簡単にできる
で、このコツを教えたら大感謝されてその仕事でいます極忙しいらしい
親子そろってやることがハマっております
まあSuzukiのチューナーを持ち上げるのは良いですが
想像でいうのよくないと思います


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