漫画家でアニメーション演出家の九里一平氏がお亡くなりになりました
たぶん初めて見たタツノコプロの作品はこれ
これ全然覚えていないけど
シルバーリングという輪っかを出すのが羨ましかった
あとなんかガムみたいなのを食べていたのを覚えている
覚えていないけどすごく好きだった
アニメに量産型のロボットという概念を持ち込んだのはこの
新造人間キャシャーンだといわれております
九里先生はプロデューサーを務めておられました
某歌手の元旦那が実写版を制作して爆死しましたけど
あれってさ、鉄也かブライキングボス、どっちかに焦点を当てて
再編集したら面白そうだけど
誰かやりませんか(九里先生無関係)
いまみたいに新番組の情報とかないのに
一話から見ていた記憶がある
何で知ってたのか、親が新聞のTV欄見て教えてくれたのか
TVにかじりついているガキで
いつもTVばっか見ていたのか
SFとしても良質な科学忍者隊ガッチャマン
日曜18:00-18:30 の放映で
これ終わるとサザエさん
いやな時間帯だ(笑)
印象深いのは第20話の科学忍者隊危機一発
G2号のコンドルのジョーが頭部に破片を受けて
死にそうになる話
最後は爆風でゴッドフェニックスがすごいキリモミを起こして
その遠心力で破片が取れて命が助かるというもの
当時、原因不明の頭痛に悩まされていた身としては
ゴッドフェニックスでキリモミしたかった
頭痛は大きくなると自然となくなりました
でさ、やっぱ夢中になったのは
これ
マッハGoGoGo
何喰ったらGoGoGoなどというイカスタイトルを思いつくものか
第一話の冒頭で主人公は身内のレースに勝ちますけど
そのレースに出ている車
ちょっとFerrariの250LMに似ている
それより早いマッハ号
オートジャッキ
これ満更絵空ごとでもなくて
80年代の初頭に排気ガス利用のセルフジャッキを
ポルシェが924のルマンカーに乗せています
さすがにジャンプはしないけど
12気筒らしいけど うーん、V8じゃねえか
V12ってのは主人公のパパリンが企画していたエンジンだと思う
げ、ステアリングボックスウォームアンドローラーだこれ
ハンドル重たいぞ
ハンドル重たいぞ
このマッハGoGoGo
面白いことはもちろんですが
オープニングがすごいのよ
オープニング
歌詞が終わってマッハ号が画面奥から手前にやってきて停まる
主人公が飛び取りて
ここからグワーッと回り込む
回り込んで止まってそこから
カメラが
引いてゆく
という、ものすごいこった作画
今どきの萌え絵ばかりのシリーズに爪の垢を煎じて飲ませたい
アニメの面白さは、実写ではできないアングルと動き
それを忘れないでほしい
何はともあれ 九里一平先生素晴らしい作品をありがとうございました
R.I.P.
九里一平さんの御冥福を祈ります