FORTY THREE-SEVEN

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経済論とシャンソンとワタシ

2023-01-07 06:00:00 | 映画
あちこちで話題になっている 
倍速で動画を見る人たちの話
これなぁ困ったことに
私の愛するTVerなんかでも1.7倍速
GYAOも2倍速再生機能があります
なんだかなぁ
玉石混交Youtubeだったらそれでもいいかもしれないです
だってさ、Wikipediaから孫引きしてきてそれを朗読しているような
動画が3万再生ってそんなのもあります
それは、動画の作り方がうまいっていうのかもしれないけど
そんなの3倍速再生でもいいですけどね
だけどちゃんとした演出がつけられている作品でそれをやるのはもったいない
というわけで誰も言わない機動戦士ガンダム
そう、倍速動画にかこつけて
ガンダムの話をしたいだけです(殴
第一話ガンダム大地に立つであります
以前RGM-79 GMはガンダムの量産型ではない
そのなかでアムロは主人公ではあるけどヒーローではないといいましたけど
アムロという人間の性格について、浅ーく掘り下げてみましょう
一般に信じられているような
ネクラでオタクなだけの人間ではないです
ガンダムってびっくりしたのは
同じロボットが何体も出てきたんですよ
それも、その絵だけで敵のロボだってわかる
まあ、これは速度関係ないけどね
このスペースコロニー
オニール型なんだけど
このアイデア確かこの作品の数か月前に
たしか週刊プレイボーイの記事で読んだんだよなぁ
おお、あれか!と感激しました

アムロってランニングシャツ(タンクトップ)と縞パンで
コンピューターに夢中になって朝飯も食わないので
ネクラなオタクと思われてますけどね
まあそれはそれで正しいです
これ見たときに
有線ミサイル??と思いました
BGM-71 TOWなんかがそれですね
え?無線誘導出来ない環境なのと
ちょっとだけ思いました
これもあとで出てくる電波を妨害するミノフスキー粒子の伏線
で、これに反撃するザクの流れ弾でフラウ・ボゥの家族が巻き添えを食って
亡くなってしまいます
半狂乱でそこを動こうとしないフラウに対して
アムロは頬を叩いて正気に返させるだけの
判断力と決断力があるんですね
で、ふつうの人は一緒に逃げるんですが
彼はそこにとどまります
一瞬涙ぐんで
何かを決意したように走り出します
向かう先は父の形見の機動戦士ガンダム(テム・レイ死んでないけど)
これねぇ
彼は親父の作ったガンダムに乗って
ザクと対決することを決意するんです
だから、きりっとした顔でガンダムに向かう
アムロが何で涙ぐむかというと
フラウの両親が亡くなったから
ではなくて
フラウと永遠の別れだから
アムロはガンダムに乗って討ち死にする覚悟で
ガンダムに乗るんですよ
だから涙ぐんだ後にすぐ決意した表情を見せる
フラウのことを彼女ほどではないけど
好意的に思っていて
彼女とはこれっきりでもう会えない
と覚悟を決めた男の表情なんですね
残酷なことに彼の気持ちは6週間後くらいで
別の女性に行ってしまうんですが
ここら辺も富野さんの演出の範囲ですね


初回ですしね 今までのロボットものなら
2体の敵のうち1対を真っ二つにしたんですから
このきめポーズで
もう1体は再戦を期して撤退という筋立てで
次回に続くんですが
で、かれはヒーローではないのでそこでは終わらないのです。
コロニーの外壁が破損して空気が漏れ出して
さらなる危機に陥ってしまいます
今度爆発させたらサイドの空気がなくなってしまう
絶体絶命ですな
コクピットだけ狙って
成功するんですけど
これパイロット串刺しにしているわけで
結構えぐい勝利の仕方で
トラウマになりかねない
でもアムロは冷静にやってのけてんですね
だから次回で人間をもろに狙うときは躊躇するという
シチュエーションとの対比が見事なんですね
倍速で見てたら
こういう演出の部分で見逃すよね
筋立てを追っかけたいのであれば
動画なんか見ないで
ネタバレサイト見ればいいじゃん
その方が速いよ
斯く言うワタシも
Youtubeに上がっている字幕のないアメリカ映画なんか
原題から邦題検索してネタバレサイトで
筋立て確認しますもの
ワタシの語学力ではスジを誤解する恐れがありますものですから(笑)
全部説明しないと分からないといういことで愕然としたのは
プロポーズ大作戦というTVドラマの後のネットの反応かな
この番組は惚れた女をモノにするため、妖精さん(!)の力を借りて
タイムスリップして何とかしようとするんだけど
結局うまくいかなくて
過去は変えることができないけど
未来は変えることができる
という希望のあるシーンで終わるんですが
あの後2人はどうなったんだという問い合わせが・・・
まあねSPを作りたいTV局の言っていることですから
ぜんぶ信じるわけにもいかないですが
それを描いたら詮無い話だなぁ
と思ってたら、SPの制作は決まっていたそうで
ちょっとがっかりしましたね
どこかの掲示板でもそんなことが書かれていて
あら、全部セリフで説明しないと分かんないのかしら
と思ったものです
倍速で筋立てだけを追うとセリフで説明してもらわないと
話わかんないですよね
ただ、この話をするときに
正規の配信を倍速で見る人と
ファスト映画という映画の映像を無断で使用し、
字幕やナレーションをつけて10分程度にまとめてストーリーを明かす違法動画 
を混同しちゃあイカンといことですよね
どうもニュースではわざとなのか混同しているのか
ごっちゃに語られているような感じを受けます
ちょっと話は違うけど
そう言う層の人たちの好きな言葉に”コスパ”という言葉があります
正しくはコストパフォーマンス
コストに対するパフォーマンスのレートのことです
ただ彼らがこの言葉を使うときに
大抵はコスト(値段)しか問題にしていません
Ferrariはコスパはいいか悪いか
我々のような所得の層にとってはコスパはすこぶる悪い
燃費は悪いし、トラブルになるとかねかかる
新車でFerrariを買う、現金であるいはカードでと言う層については
コスパは良いですね
4000万かそこらで自分の財力を誇示できるし
速いし注目されるし、乗ってて楽しい
買い物はどうせメルセデスまたは、レクサスですしね

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