風月庵だより

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異形の雲

2007-08-14 23:43:13 | Weblog
8月14日(火)晴れ、猛暑【異形の雲】

今朝、べルセウス座流星群を見たいと思い、朝の3時まで、外で空を仰いでいた。しかし、残念ながら、見ることはできなかった。昨日の夜中の方が、見えたようだ。たまたまスエーデンから帰国していた弟が、昨日は流星がよく見えたと言っていたので、今朝も期待していたのであるが、残念。

お盆のお参りで疲れているというのに、流星を見ることは好きなので、頑張ったのだが残念。東京の空は明るすぎるのだろうか。

それでも、棚経から帰って、空が微かに夕焼けているのを見られたので、これは嬉しかった。富士山のシルエットも遙かに見えていたので、空気が澄んでいる証拠であろう。連日35度以上の猛暑ではあるが、空は澄んでいるようである。

さて、この写真は、あんなところにビルがあったかしら、随分大きなビルだ、と思った。ビルだとすると、あまりに巨大だし、変わった形である。見ている内に奇妙な気がしてきた。あたりは夕焼けているのに、この黒い物体は一体なんなのだろう。異界のなにかではなかろうか。宮崎駿の作品に出てくるなにかのようなイメージだ。しかし、この建物から、なにか飛び出してはこないかと、しばらく見続けていたが、だんだんに形を変えて、いつしか夕闇に消えていった。

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2 コメント

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星の尼様 (閑人)
2007-08-18 19:09:49
流星を観察する尼さんてちょっと変わってまんな。弟はんがスエーデンやて。何やバタ臭うて、仏教やのうてキリスト教の尼さんと間違えまっせ。
東京の空も綺麗になりましたな。わてがおったころは、スモッグで酷いもんやった。工場、自動車の排ガス対策が結構効いたゆうことやな。大阪も同んなじようにようなってまっせ。工場が潰れよったり、海外に移転しよったことも大きいんやないやろか。
工場移転先、公害の輸出先の中国は酷いようやね。40年位前の日本と同じやないやろか。中国はこの頃何んかゆうと歴史認識がどうたらゆうて、日本を非難しよる。せやさかいに大気汚染大国の中国、ざま見ろや。
と言いたいところやが、憎いんは一握りの政治家、共産党官僚。ブルジョア共産党に搾取されよる大半の貧しい人民も等しく大気汚染の被害者なんやな。大半の貧しい人民を解放するためには、ブルジョア共産党を追放する革命を起こすべきや。CIAもぼちぼち工作しよるんやないやろか。
元々植民地支配で出遅れたアメリカは中国をごっつう狙ろうとったんや。せやけどイギリス、フランスに頭抑えられて入り込めへんかった。日本に開国を迫ったんも、中国への足場を考えてのことやったんやないやろか。その後アメリカは自国内の内乱、南北戦争が始まったよって、中国を攻めれんかった。中国を攻めたんは結局日本で、そのことで好関係だった日米関係が破綻。
要はアメリカと共同で中国を攻めたらえかったんや。日華事変の頃やけど。攻め取って、共同統治か、分割統治か協定するんや。歴史はえろう違おとったはずや。
参議院選挙で民主党が勝ったさかいに、日米同盟は風前の灯や。気合入れるための、ここは日米が共同して中国を転覆させるよう、革命を指導すべきやと思う。先ずはオリンピックを失敗させ、人心、政情不安定を創出すべきやな。
これしか安倍はんの生きる道はおまへんで。
ノウタリン・高齢・ラヂカル派を代表してのブログ汚しでした。
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閑人さんへ (星の尼より)
2007-08-19 16:02:11
素敵な称号有り難うございます。星の尼(様)とは、洒落ていますね。サンテ・クチュベリでしたか、『星の王子様』は。

さて、中国の状態についてのお教え、なるほど、と承りました。アメリカの思惑はたしかに植民地かしたかったでしょう。しかし、アメリカが先に中国に侵入していたら、いくつ、原爆が落とされたか、わかりませんね。おそらく上海と北京は被害に遭っていたでしょう。

南京も日本軍どころではなかったでしょう。しかし、北京、南京と書いてみると、東京という都市の名前もちょっとおかしいですね。

ブルジョア共産党という表現もおかしいですが、その通りでしょう。日本も共産党は実は集金能力があって、かなり資金はあるのでは?

それにしても日本共産党はどうして名称を変えないのでしょうか。たとえ政権を取れるようなことがあっても、共産主義国にはしないのではないでしょうか。

話はそれましたが、北京オリンピックは危険な感じがしますが、できれば無事に終わってほしいものです。果たして如何に。

ところで、安倍さんはインドや、あちこちと回りますが、日本よりも国力が実際はあるような国にお金をばらまきに行って、どうするのでしょうかね。そんなお金があるのなら、地震の被害に遭った方たちの救済や、各地に鳴いている閑古鳥を聴きに国内を歩いた方がよいのでは。

日本は本当は貧乏なのです、と諸外国に言った方が、よいのでは。ご自分が貧乏でないから、分からないのかもしれません。

空気の読めない、厚顔な政治家として、歴史に名を残すことになるでしょう。

安倍さんのお父さんについては、芹沢光治良の『人間の運命』のシリーズか、『神の微笑』のシリーズかの、どこかに、神の意志を受けて政治家になった人のような讃美があったので、その息子さんとして期待していた面も、私にはあったのですが、父と息子は、たしかに別人です。

せっかく掴んだ権力の座、ではなく、国民の僕としての最高位に付いたのですから、今からでも心あらためて頑張って貰いたいものです。

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