『名も無く豊かに元気で面白く』

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日本株「バブル期以来の高値」上昇トレンドはこれから何十年と続く

2023-06-26 08:22:08 | 日記
 日経平均株価が初めて3万円を突破したのは1988年。翌89年に3万8915円と史上最高値を記録したが、90年代に入り、バブル経済が崩壊した。その後20年にわたって下落傾向が続き、2009年に7054円と、最高値から82%もの下落をみた。
 デフレ脱却を目指す経済政策「アベノミクス」や金融緩和策「黒田バズーカ」が海外投資家に日本株買いを促し、2万円台を回復したのは15年のことだ。
 ここに来て株高が進む理由を、日本総合研究所の後藤俊平研究員は大きく二つ挙げる。一つは日本の景気が米中より底堅いこと。「日銀が金融緩和を続けており、利上げを進める欧米よりリスクが少ないとみて、海外投資家が買いに動いた」とする。
 もう一つは、地政学的リスクから中国を避ける動きが広がったことだ。「その動きの中で日本が注目された」。日本株は企業の資産価値に対して割安で、円安の今、海外投資家にはメリットが大きい。
 ■上昇トレンド「この先何十年」
 専門家は、今後の株価について「私の読みではミニバブルはあるにせよ、上昇トレンドはこれから何十年と続く」。「世界を駆け巡る国際資本に組み入れられ、日本はもう一度経済成長を遂げる」との見方を示す。
 持たざる個人に恩恵はあるか。「経済が活性化すれば、いずれ賃上げなどに企業の資金が充てられる。従業員にも回り回って還元される」と予想される。
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