Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

私のブログを面白いと言ってくれる人が居た。

2014年04月09日 | 日記

 4月9日(水)

 32年間続いたタモリさんの「笑っていいとも」が先日終わった。その「グランドフィナーレ」には明石家さんまやタケシなどお笑い芸人が総出演、豪華な顔ぶれとなった。そう言えば昔フジテレビで彼らが出演した「俺達ひょうきん族」何て面白いお笑い番組があったなあと思い出した。

 そんな芸人さんみたいに面白い人って、何処の職場や教室にも、必ず一人か二人居るもんですよね。その人が居るだけで周りの人は笑いモードになり、何か言うだけで大爆笑、誠に羨ましい性格と言える。

 それとは逆の人も、会合や宴席で自分では自信満々の披露した面白ネタが、聞く人を素通りしクスリとも笑いが出ない。重い沈黙に話す言葉は滑るばかり、そして冷や汗ばかりがポタポタと滲み出る。

 又お見合いの席でも、事前に周到に練りあげた質問ネタが尽きると会話も尽き、これまた重い沈黙が漂う。そして翌日相手の彼女から「いい方何ですが・・」と断わりのお電話、世の中には、こんな不器用な性格の人も多かろうと思う。

 そして正に私がそのタイプなのだ。若い頃はこの性格を悩み辛い思いもした。笑いのセンスは持って生まれた資質が大きく、不器用な性格は生涯変わりそうもない。いっそ敬愛する高倉健さんみたいに、「不器用ですから」とダンマリ路線もあるが、存在感がないからそれも様にならない。

 そんな私が数年前からブログを始めた。実社会では「面白い人」と言われた経験が無い私、せめてブログは「面白い」と言われたくて、務めて笑いネタを書き込むように意識している。しかし閲覧する人とは直接コネクトできないから、どう思われているのか気になっていた。

 ところが先日、所属しているテニスサークルの練習に出掛けた時、休憩中に私の山仲間でもありテニス仲間でもあるYさんが、「Fさんのブログは面白いね。」とさり気なく言ってくれた。

 私はこの一言に感激した。面白味の無い自分の性格を六十数年背負い続けて、やっと「面白い」と言ってくれる人が居た。文才の無さを嘆きつつもブログをやってて良かったと、つくづく思った瞬間だった。

 

コメント
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