4月28日(月)
中央高速道の大月JCTから富士吉田方面へ向かうとすぐにリニアモーターカーの試験高架線が見えてくる。このリニアモーターカー2027年には営業開始する計画らしい。
最高速度が500キロ、東京~名古屋間を僅か40分で走るというから凄いものだ。しかし今の新幹線でも東京~名古屋間を1時間半で結んでおり、これだって十分に早いと思う。たかだか数十分縮めるだけの為に、何兆円もの金を注込む必要があるのだろうかと些か疑問に思う。
だからと言って自分の懐が痛む訳で無く、正直なところあまり関心は無かった。しかしあるニュースに俄然注目した。それは「南アルプスの大井川源流部に、リニア新幹線トンネル掘削で発生した膨大な残土を廃棄する。」という話だ。
世界遺産なれど欲化した富士山に比べたら、南アルプスの自然遺産価値は遥かに高い。中でも大井川源流部は最も奥深い秘境だ。その貴重な自然を台無しにして造るリニア新幹線何てとんでもない愚かな事業、許せない行為で私は大反対だ。JR東海がどれだけ自然環境保護に気を配って工事を進める事ができるのか、今後に注視しよう。