ベリー・ゴーディは伝説の歌手ジャッキー・ウィルソンに - Lonely teardrops などを提供して認められ、そしてかれがプロデュースしたバレット・ストロング(Barrett Strong)の-Money (That's What I Want) のかなりのヒットによってこのインディペンダントレーベルはなんとか航海を続けられた。時代を読み、フィル・スペクターのウォールサウンドの発展系のようにビートをうちだし音を重ね黒人層だけでなく万人受けするキラキラと明るいソウルサウンドを構築したのである。
1960年には初期モータウンの中心であった副社長スモーキー・ロビンソンは大活躍して自身のグループ「ミラクルズ」で「ショップ・アラウンド」 のミリオンセラーヒットをはなった。そしてスモーキーが書いたメリー・ウエルズの My Guy が1964年May 30付けキャッシュボックス誌でトップに立ったのを皮切りにAugust 29にはいよいよスプリームス(Supremes) のWhere Did Our Love Go が首位に躍り出た。