わたしのサイトを訪れる方の検索ワードのトップはニギハヤヒなのだが大物主とニギハヤヒが
同一神なのか。そして大国主はどうなのかということがよくわからないという質問メールが来た。
ニギハヤヒはスサノオの第五子フルの人間として生きた時の最後の名前「天照国照彦天火明櫛玉饒速日命」で大物主は肉体を脱いで神上がりしたあとの名前と認識している。
大国主は国造りにともに働いたスクナビコナが常世の国に帰ってしまってがっかりしていると、海を照らしてやってくる神様(つまり海(アマ)照(テ)ラスが、
「私をよく祭れば、ともに国を作ろう。さもなければ国造りは難しいだろう。」という。
オオクニヌシ神は「それではどのようにお祭り申し上げればよいか。」と尋ねると「大和の青垣なす東の山の上に斎き祭れ。」と答える。
日本書記一書には、 この神は「大三輪の神」で大蛇で、オオクニヌシ神の幸魂(さきみたま)奇魂(くしみたま)であると記されている。ややこしくて考えにくいが大物主は「大三輪の神」であるから結局、魂としてはみんなつながっているようだ。
fumio
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