日本の週末のニュースはフランス・ドービルでの主要8か国首脳会議(G8サミット)で菅首相は冒頭に発言し、
日本の電力について「20年代の早い時期に再生可能エネルギーの割合を20%を超える水準とする」として、
発電量に占める再生可能エネルギーの割合を20年代の早い時期に20%を超える水準にすること、日本の約1000万戸の屋根に太陽光パネルの設置を目指すことを表明した。サミットの場で表明するということは国際公約したことになり破ることはできない。
しかし、これらの目標について、政府内からも各マスメディアでも裏打ちのない勝手な独走発言として非難されている。
こんな大転換を実行するのにまわりの総意を図っていては「船頭多くして船山に登る」の譬(たと)えのように永遠に進まない。
失敗しようがなにしようがリーダーたる者はやるべきことはやってしまはねばならない。
フランスのサルコジ大統領は「原子力は必要不可欠なエネルギーだ」と述べ、カナダのハーパー首相もまた「再生可能エネルギーはコストが高い。原子力が引き続き重要だ」と述べて原子力推進論は依然やまない。これはやはり地球存続をかけたアジアの竜と欧米のフェニックスとの最後の戦いとなるのだろうか。
fumio
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