sekiの徒然日記

旧布野村に週末帰農を始めて18年で遂に解散。今後は尾道からsekiの徒然日記として再スタート。

お接待            尾道分村発

2009-04-04 10:51:01 | その他
    ↓ 村長からのお願い1日1回ポッチと願います。
 広島ブログ
 にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ


 今日は早朝からの家(尾道向島)の前の通りが子供さんの声で賑やかだ。

 年に一度の「お大師さんの祭りの日」つまりお接待の日だ、近隣の子供さんやそのお母さんがお接待で配られるお菓子を目当てに大勢回って来られる。

 布野ダッシュ村尾道分村というより、女房や婆さんのいる向島の家の近くには「お大師さん」が2箇所あり、毎年この4月4日は賑やかになる。

 いつのころから始まったのか定かでないが、4月4日の「お大師さんの祭り」には「お大師さん」がある隣保班はお金を出し合ってお菓子等を求め、順番に接待役を勤めている。

 接待役の順番は14年に一度と随分前に婆さんから聞いたことがある、このサイクルでは当たったことの無い人が沢山おり大変だ。

 それにしても、「空海」さんというか「弘法大師」さんもたいしたものです、本家の四国お遍路は世の中でもよく知られていますが。

 この尾道市対岸の小さな島、向島でミニ八十八箇所があり夫々「お大師さん」が祭られて、お祭りやら弘法大師の命日の毎月21日にはお堂にお参りする習慣が受け継がれている・・・・

 しかし、これを維持し・伝承していくのは大変なことです、例えばお大師さんのお堂 古くなって何十年に一度建て替えますが、全て隣保班のカンパによります。

 それが同じ隣保に2箇所あると30年に一度くらいの立替サイクルに、我隣保の片方のお大師さんのお堂の立替は数年前に行いました。

 そんなことは知ってか・知らずか、外の道路は若いお母さんの運転する車で混雑してます、皆さん狭い道路に車をてんでに止めてお堂にいきますから・・・

 賑わうことは嬉しいのですが、「弘法大師空海」のお祭りであるということをしっかり子供さんに伝えてほしいものです。