
尾道水道 (3月13日にアップした尾道水道4の写真)


少し前のことになるが、尾道が日本遺産に認定された。
タイトルは「尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市」という長いもの。
平成27年度に文化庁が創設した制度だそうで、その第1回に尾道を含め18件が認定され、2020年までには
100件程度認定されるそうだ。
漠然としていて、尾道の何が世界遺産であるかは分からないが、広報おのみち の言葉をかりれば、尾道
三山と向島に囲まれた中世から近代の趣を今に残す箱庭的都市は、「海の川」ともいうべき尾道水道の恵
みよって繁栄し、多くのコトを惹きつけています。
まぁ古くは北前船の寄る港町として反映し、寺町でもある尾道には足利尊氏を始めとする戦国武将も多く
参拝・寄進、近代では大手から中小まで造船が栄え、町の主力産業になっている、それらはこの尾道水道
からの恵み・・・・
そんな感じ全体を日本遺産としたのでしょう。
何はともあれ、その遺産を食いつぶすだけではなく、整備・活用して後世に残したいもの。

西国寺三重塔。