風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

落ち葉の下の越冬隊

2021年01月03日 | 庭でみたいきもの
お正月なのですが
うちは一年中、平日のような時間が流れています(笑)
朴ノ木の落ち葉が
庭の片すみに、雪のように積もっているので
昨日はふと思いついて、庭の掃除をして過ごしました。


秋の終わり頃から、片付けないとなーと思っていたんだけど
落ち葉が積もる庭も好きで(笑)
ついつい放置していたことに着手しました。


でも、枯れ葉は・・・
生きものたちの冬越しの場所だったりするので
拾い集めては、裏返して確認してみると
あー、これは・・・クモのタマゴかな?とか


また、ガサゴソすると
今度はカタツムリ!


空っぽかと思ったら、殻には薄いフィルム状のフタがしてあって
中身は入っているみたいです。
後で調べてみたら、これは冬眠中のカタツムリでした!


カタツムリは変温動物で、寒くなると動けなくなるので
秋のうちにたくさん食べて、寒くなるまえに落ち葉の下などの
暖かい所に潜り込み、殻の入り口に透明な膜でフタをして冬眠するそうです。
この膜には、呼吸するための小さな穴があるとのこと。
確かに!穴がありました。

一生懸命、冬眠の場所を探して寒さをしのいでいる生き物が
ここにどれ位いるのかと思ったら・・・
枯れ葉をぜんぶ片付けるのはやめて、奥の方に集めた葉の中に
カタツムリをうずめておきました(^m^)



明日葉は真冬でも、青々とした葉を茂らせています。
色が褪せた葉を切り取って、整理していたら


あらら、ここにも冬越しの虫がいました。


ゴミ袋に入れるまえに、裏返してみて
発見できました(笑)
サナギなのかも分からないけど、薄い膜を張って
眠っているのだけは分かります。
茎を切ってしまったので、この場所で水に挿して春まで観察します(^^ゞ


**
こうなってくると、もう
どこになにが潜んでいるか分からなくなって
こんな枯れた茎を捨てる時も


一応割ってみると・・・
ああ、ここにはナンキンキノカワガのマユがいました・・・


元通りにして、植え込みの中に挟んでおきました。


枯れ葉の下では、明日葉と同じくらい元気な
オドリコソウの葉っぱが青々としています。
枯れ葉って、冬のこの寒い時期に、他の生き物にとって
とても重要な役目を果たしているのかもと、ふと気づきました。


***
落ち葉拾いはもうやめます。
春になってからにしましょう(^-^)ゝ
枝に絡まっていた「ヘクソカズラ」のツル。


昨年は、このツルの葉が
たくさんのスズメガの幼虫を養ってくれました。
今年もよろしくね。
もとどおり枝に絡ませておきました。


落ち葉をかき分けたら
庭のすみっこに落ちていた鉢植えをみつけました。
気付かなくてごめんね。
でもすごい!水仙の球根みたいですが
どんな状況にあっても、その中でできるだけの事をする・・・
すごい生命力に感動しました。


****
寒い寒い寒い~
夢中になっていたら、身体がすっかり冷えてしまいました。
明日の朝は氷が張るかな。
去年作った「氷のメダル」を思い出して
庭仕事が終わってから仕掛けを作ってみました。


入れ物を探してきて
ビー玉も家から取ってました。


めちゃめちゃ寒いけど楽しい。


ちらし寿司みたい?


今朝はそれほど冷え込まなかったけど
ちらし寿司メダルができてました\(^o^)/

冬の愉しみが、もう少し続きます。

コメント (6)
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