風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

「アケビコノハ」冬を越して里帰り、ヤモリも出てきました!

2022年04月11日 | アケビコノハ
夜、居間の窓の外で動くものがあって
何の気なしに見たら
えーーーーっ!アケビコノハだ!!


なんで?
なんでこんな時期に成虫なの?
それより、早く、カメラ、カメラ!
晩ごはんが済んで洗い物の途中だったのですが、急にバタバタ走りまわる私を何事?と見ている家族に
興奮しながら、ほら!見て!アケビコノハ!これはね、枯れ葉に擬態した蛾でね
幼虫の姿は摩訶不思議で・・などなど早口で説明をしましたが
興味があるわけもなく、窓のところに来て見ようともしない。
そんな中「どうしたの?」と、猫のチロちゃん(だけ)妙な雰囲気を察知してやって来ました。


すぐにカメラの先に蛾を見つけて
私以上に興奮するチロ。


庭ネコ時代、狩りの名手だった頃の本能がよみがえるのでしょうか(笑)


調べたらアケビコノハは成虫で越冬するそうです。
知らなかった~
もしかしたら、去年育てて庭に放したあの子かもしれない。
アシナガバチのように、生まれた場所に戻ってくる習性もあるのかな。
里帰りだとしたら嬉しいです(#^.^#)


窓ガラスに張り付いているので、普段はなかなか見られない
翅裏のステキな模様を観察できます。


咲いているアケビの花も、窓から見られました。


翌日、庭に出てアケビのツルを見てみると
なんだかすごい・・・
こんなにモリモリと茂ったのは初めてで、花の数がすごいです。


アケビには種類が3つあるそうで、うちのはミツバアケビと、アケビです。
毎年こちらのミツバアケビの方が優勢だったのに


今年はアケビの方の花数が圧倒的に多くて
窓を開けると、ミカンの花に似た素晴らしく良い香りがしてうっとりします。
また今年もこの中から、アケビコノハの幼虫を見つけらるといいな。


写真を撮っていたら、こんな子も写っていました。
もう一種類、アケビが大好きな「アケビコンボウハバチ」の幼虫のようです。
大発生しても養えるくらい、今年は葉が茂っているから安心です(笑)


翌日の夜には、お久しぶりのヤモリが出てきました。
しっぽの根元がふくらんでいるので、オスみたいですね。
うちでタマゴから孵ったヤモリのチビちゃん、大きくなってるかなぁ。
ヤモリは寿命が長いので、もしかしたら今年も会えるかもしれません(#^.^#)



庭に出ると、植物も生き物もいっきに活動し出していて
急に賑やかになっていて驚きます。
ヒラヒラと舞うイトトンボ!
翅が新品みたいにきれいだから、越冬隊じゃないのかな。


この子には、水まきしていて水を掛けてしまいました。


水生植物のアサザも目を覚まして、小さな葉を展開し始めました。


そこへ水を飲みに来ていたアシナガバチに出会って
そーっと写真を撮らせてもらいました。
セグロアシナガバチ?
この女王バチも里帰りなら、うちは生き物たちの実家になりますね(#^.^#)



庭の植物もどんどん変わっていきます。
真冬に植えたビオラは、もりもりと膨れ上がって
「おじさんビオラ」の大集合になりました(笑)
ずーっと誰かに似てると思っていましたが、ハッと思い付いたのが
男はつらいよに出ていた、佐藤蛾次郎さん!
若い頃の、顔をクシャッとして笑った時にそっくりだと思いますが、どうでしょう?(^m^)


うさぎ耳のビオラも楽しそう。


去年のこぼれ種から生えてきたうさ耳さんも
日を浴びて気持ちよさそうにしています。


さあ、今年も生きもののドラマがはじまりまります♪
どんな出会いがあるかな、楽しみです(#^.^#)
コメント (14)
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