アケビコノハの成虫が夜の窓に飛んできたことを
前回、4月11日のブログに書きました。
うちでタマゴを産んでくれると嬉しいなぁと思っていたのですが・・
あら~!タマゴどころか、ずいぶん大きな幼虫を庭で見つけてしまいました\(^o^)/
そして、去年は見られなかったこんなチビ助ちゃんも。
チビちゃんに手を伸ばすと、スーッと糸を垂らして枝から離れました。
えっ!アケビコノハの幼虫って糸を出せるの?
一瞬びっくりしましたが、よく考えればサナギになる時には
口から糸を吐き出して葉を綴っていたので、体内に糸を作る器官があるのでしょう。
急いで手のひらでキャッチしました。
こんなに小さいのに、目玉模様もくっきりあります。
アケビのツルの中で、みんな平和に暮らしているようでしたが
昨年からの越冬サナギがぜんぶ寄生されていて、羽化しなかったので
ハエやハチに寄生されないうちに・・・・
みつけた幼虫を部屋に連れていく事にしました。
午後、もう一度アケビの葉を見上げていると
何匹もの幼虫のシルエットが見えました。
静止したときの形が特徴的なので、他の幼虫より格段に見つけやすいです。
天敵に狙われないかと思うけど、目玉模様を強調するのに一番適したポーズなのでしょうね。
3匹追加です(^m^)
アケビの木の下に居て、ふと気付いたのですが、つい先日までアケビの葉を食べていた
アケビコンボウハバチの幼虫が姿を消しています。
毎年、ここが丸坊主になるまで食べ尽くしてから土に潜るのに、どうしたんだろう?
今年は他の庭木を食べにくる幼虫の数も減っているように感じて
なんだか妙に不安になっています。
花が終わったあとに、アケビの果実が膨らみ始めていました。
*
去年はアケビコノハを飼育ケースで観察しましたが
一番大きなケースには、まだ羽化していない寄生バエのサナギが貼り付いているので
こちらの100均のネットを引っ張り出してきて使うことにしました。
下にキッチンペーパーを敷いたら、あっという間に新居の完成です。
チビちゃんだけだと、とても広々とした部屋に見えますね(笑)
大きい幼虫が1匹、中くらいの子が2匹、チビちゃん2匹、合計5匹で観察を始めます(#^.^#)
それから今回、食草の吸水に初めて小さな容器を使ってみます。
いつもはオアシスやコットンに水を染み込ませて、アルミホイルで包んで吸水させていましたが
草が長持ちしなかったので、工夫してみました。
ネットに括りつけただけで大雑把ですが、なかなか調子がいいです。
さっき見たら、もう水が無くなっていたので、補給しました。
アケビのツルは朝と変わりなくピンピンしています。
**
うちに来て2日目、今日午前中にアケビの葉を採りにいって、新しい葉と取り換えました。
大きい子はすぐに食べ始めたのですが、中くらいの子2匹がネットの天井にぶら下がったまま動きません。
無理に葉に乗せるのもストレスを与えてしまうと思い、自分で降りてくるのを待ちました。
お昼頃、様子を見に行くと・・・あれ?ナニこれ・・・
なんと、脱皮をしているところでした!
アゲハチョウとスズメガの幼虫の脱皮は見たことがありますが
アケビコノハのは初めて見ました。
一見複雑に見える形でも、背筋を伸ばせば(笑)普通のイモムシ体形なので
ぶら下がった態勢で網に尾脚を固定して、頭から少しずつ脱いでいました。
午前11時半、無事に脱皮を終えました。
頭部と、胸にある脚と、腹脚が透き通るような白色です。
午後4時半、白かった部分が茶色になっていて
脱皮した皮は、できれば観察したかったけど食べたようで無くなっていました。
午後5時、もう一匹の中くらいの子も脱皮しました。
朝からエサを食べずにぶら下がっていたのは、脱皮の前段階だったようです。
アゲハの幼虫は5回脱皮して蝶になります。
イモムシハンドブックで調べたら、アケビコノハの脱皮回数(何齢で羽化するのか)は不明と書いてありました。
まあ蛾ですし、ポピュラーな種でもないので、調べてまで図鑑に載せてはいなのかもしれませんね(^^ゞ
新品のお肌はピカピカです(#^.^#)
脱皮した後はしばらくじっとしています。
午前中に脱皮した子は、葉を食べにツルに戻ってきました。
大きな子と比べるとこの体格差!あと何回脱皮するんだろう?
そして、大きな子は終齢幼虫なのでしょうか?
まだ謎が多いアケビコノハの観察2日目、これから楽しくなりそうです(^^)/
前回、4月11日のブログに書きました。
うちでタマゴを産んでくれると嬉しいなぁと思っていたのですが・・
あら~!タマゴどころか、ずいぶん大きな幼虫を庭で見つけてしまいました\(^o^)/
そして、去年は見られなかったこんなチビ助ちゃんも。
チビちゃんに手を伸ばすと、スーッと糸を垂らして枝から離れました。
えっ!アケビコノハの幼虫って糸を出せるの?
一瞬びっくりしましたが、よく考えればサナギになる時には
口から糸を吐き出して葉を綴っていたので、体内に糸を作る器官があるのでしょう。
急いで手のひらでキャッチしました。
こんなに小さいのに、目玉模様もくっきりあります。
アケビのツルの中で、みんな平和に暮らしているようでしたが
昨年からの越冬サナギがぜんぶ寄生されていて、羽化しなかったので
ハエやハチに寄生されないうちに・・・・
みつけた幼虫を部屋に連れていく事にしました。
午後、もう一度アケビの葉を見上げていると
何匹もの幼虫のシルエットが見えました。
静止したときの形が特徴的なので、他の幼虫より格段に見つけやすいです。
天敵に狙われないかと思うけど、目玉模様を強調するのに一番適したポーズなのでしょうね。
3匹追加です(^m^)
アケビの木の下に居て、ふと気付いたのですが、つい先日までアケビの葉を食べていた
アケビコンボウハバチの幼虫が姿を消しています。
毎年、ここが丸坊主になるまで食べ尽くしてから土に潜るのに、どうしたんだろう?
今年は他の庭木を食べにくる幼虫の数も減っているように感じて
なんだか妙に不安になっています。
花が終わったあとに、アケビの果実が膨らみ始めていました。
*
去年はアケビコノハを飼育ケースで観察しましたが
一番大きなケースには、まだ羽化していない寄生バエのサナギが貼り付いているので
こちらの100均のネットを引っ張り出してきて使うことにしました。
下にキッチンペーパーを敷いたら、あっという間に新居の完成です。
チビちゃんだけだと、とても広々とした部屋に見えますね(笑)
大きい幼虫が1匹、中くらいの子が2匹、チビちゃん2匹、合計5匹で観察を始めます(#^.^#)
それから今回、食草の吸水に初めて小さな容器を使ってみます。
いつもはオアシスやコットンに水を染み込ませて、アルミホイルで包んで吸水させていましたが
草が長持ちしなかったので、工夫してみました。
ネットに括りつけただけで大雑把ですが、なかなか調子がいいです。
さっき見たら、もう水が無くなっていたので、補給しました。
アケビのツルは朝と変わりなくピンピンしています。
**
うちに来て2日目、今日午前中にアケビの葉を採りにいって、新しい葉と取り換えました。
大きい子はすぐに食べ始めたのですが、中くらいの子2匹がネットの天井にぶら下がったまま動きません。
無理に葉に乗せるのもストレスを与えてしまうと思い、自分で降りてくるのを待ちました。
お昼頃、様子を見に行くと・・・あれ?ナニこれ・・・
なんと、脱皮をしているところでした!
アゲハチョウとスズメガの幼虫の脱皮は見たことがありますが
アケビコノハのは初めて見ました。
一見複雑に見える形でも、背筋を伸ばせば(笑)普通のイモムシ体形なので
ぶら下がった態勢で網に尾脚を固定して、頭から少しずつ脱いでいました。
午前11時半、無事に脱皮を終えました。
頭部と、胸にある脚と、腹脚が透き通るような白色です。
午後4時半、白かった部分が茶色になっていて
脱皮した皮は、できれば観察したかったけど食べたようで無くなっていました。
午後5時、もう一匹の中くらいの子も脱皮しました。
朝からエサを食べずにぶら下がっていたのは、脱皮の前段階だったようです。
アゲハの幼虫は5回脱皮して蝶になります。
イモムシハンドブックで調べたら、アケビコノハの脱皮回数(何齢で羽化するのか)は不明と書いてありました。
まあ蛾ですし、ポピュラーな種でもないので、調べてまで図鑑に載せてはいなのかもしれませんね(^^ゞ
新品のお肌はピカピカです(#^.^#)
脱皮した後はしばらくじっとしています。
午前中に脱皮した子は、葉を食べにツルに戻ってきました。
大きな子と比べるとこの体格差!あと何回脱皮するんだろう?
そして、大きな子は終齢幼虫なのでしょうか?
まだ謎が多いアケビコノハの観察2日目、これから楽しくなりそうです(^^)/
2㎜から3㎜の揚羽の幼虫が何と数匹孵化してました。
でもねぇ、餌の葉があるかしらん。
山椒にも生んだのかな?
狭い庭での餌取合戦です。
で・気づいたのですが、親が心配なのか頼むように飛んだり、孵化したのを見に来ているんですよ。
ちゃんと蝶の世界にも、意志の疎通はあるんですわ。
今回の拙ブログ、キャベツ畑の宇宙人 はそういう視点から生まれました。
なんだかワクワクしますね
ここで育ち、巣立っていく子は
そのDNAにしっかり書き込まれてるかもしれません
この部屋の空気こそ故郷だと
来年、再来年と里帰りしてくれる子が現れたら
飼育冥利につきますね^^
あれから幼虫の数が増えて
大きい子から順番に蛹になり始めました。
みんな無事に羽化してくれるといいです(^^♪
植物たちも、お互いにテレパシーで会話をしているし
こちらの気持ちも通じているのだろうと感じます(#^.^#)
もうアゲハの幼虫がいるのですね。
餌が足りてみんな蝶になれるといいけれど.そうともいかず・・・
バランスは自然にとれているのでしょうね。
それが植物でも昆虫でも、新しい発見や感動があって
毎日ワクワクさせて貰えます(^^♪
本当に楽しいです。
羽化して飛んで行く子たちが里帰りできるように
これからも庭を天敵(父)から
守っていこうと思います(^m^)
とても良い日課ですね!
昆虫の世界は、未知への扉です(笑)
地球上の動物の70%が昆虫で
虫の中で人間が生きているとも言えるそうです。
ここに関われば、人生が途方もなく豊かになると思うのですが
目が合った幼虫を手に取って、持ち帰ってみてください(^m^)