5月21日の夜、そろそろ寝ようかと自分の部屋に入ったら
なんとなく、気配がいつもと違う感じがしました。
なんだろ?と見回すと・・・
窓枠に吊り下げてある網の中で、成虫になった姿のアケビコノハが
繭にぶら下がってこちらを見ていました。
やったー!羽化したんだ\(^o^)/
午後10時、翅がきれいに伸びていたので、1時間くらい前にサナギから出てきたようです。
喜び勇んで撮った写真はこれ。ボケボケでした。
羽化する日を待って待って、待ちわびていたのに、ファーストコンタクトは慌てちゃって
いつもこんな感じです(笑)
今年初めて、庭で見つけた幼虫がサナギになったのは5月4日でした。
アケビコノハの繭いろいろ
そうそうこの繭!
第一号の繭はとても簡単な作りのもので、ホントにこれでいいの?と思ったけど
ここから無事に生まれてきてくれました!良かった、嬉しいです。
網にカメラを入れて写真を撮りました(^_^)
夜はこのまま網の中に居てもらい、明日の朝外へ放すことにしました。
*
翌朝、網から四角い透明なケースにそっと移して
庭へ出てきました。
羽化してから時間が経っているので、一刻も早く飛び立ちたいようです。
ほんの少しの振動でもバタバタと暴れるので、ケースの中に体毛が散ります。
ごめんね・・もうちょっとだけ別れを惜しませてください(^^ゞ
アケビコノハの成虫は、翅の模様が表と裏で極端に違っています。
えっと、でも・・・蝶や蛾の翅って、どっちが表でどっちが裏だったっけ?
調べると、葉などに止まって翅を広げたとき、上から見える面が表翅で、お腹側が裏翅です。
なのでこれは表翅ですね。
翅はぜんぶで4枚あるので、表翅の前と後、裏翅の前と後、あわせて4パターンの模様があります。
裏翅は枯れ葉とは対照的なオレンジ色で、大きな目玉の模様まであしらわれています。
アケビコノハの成虫は、普段は枯れ葉に擬態していますが
でも、敵が近づくとこのように前翅をサッと広げて、普段は隠している表側の後ろ翅の目玉模様で威嚇します。
**
蝶と蛾の違いのひとつに、止まっているとき翅を閉じているか、開いているかというのがありますが
一般的に蝶は翅を閉じて止まり、蛾は開いて止まっています。
もしもアケビコノハが蝶のように葉を立てて止まっていたら
「あらきれいな蛾、まるで蝶々みたい」って言われるかな(言われて欲しい(^m^))
蝶や蛾の翅の模様は、夜行性か、昼行性かの違いにも関係しているそうです。
昼間行動する蝶は、美しい模様で異性へアピールしたり、天敵に対する警戒色を示したり
それに対して夜行性の蛾は見た目より、フェロモンを発散する能力に長けていたりと
昆虫って本当にスゴイです!興味は尽きません。
顔のアップはこんな感じです。
尖がったところが口(口吻)だと思うのですが、少しでも刺激を与えると飛び立ってしまいそうで
クルッと巻いた管は確認できませんでした(^^ゞ
けっこう毛深くて、いろんな突起があったりして、幼虫の頃と同じくらいヘンテコな姿で可愛いです。
初めて羽化した子の、幼虫の頃の写真をみると感慨深いものがあります。
翅が生えて空が飛べるなんて、この子は知っていたのかな(#^.^#)
サナギになったのが5月4日で、羽化はその17日後でした。
また庭へ戻ってきて欲しいと思い、アケビのツルのそばで放すと
一目散に飛び立ち、あっという間にお隣の庭へと消えていきました(´A`)
あーあ・・・
どうか無事に生き延びて、また里帰りしてくれますように(^^♪
なんとなく、気配がいつもと違う感じがしました。
なんだろ?と見回すと・・・
窓枠に吊り下げてある網の中で、成虫になった姿のアケビコノハが
繭にぶら下がってこちらを見ていました。
やったー!羽化したんだ\(^o^)/
午後10時、翅がきれいに伸びていたので、1時間くらい前にサナギから出てきたようです。
喜び勇んで撮った写真はこれ。ボケボケでした。
羽化する日を待って待って、待ちわびていたのに、ファーストコンタクトは慌てちゃって
いつもこんな感じです(笑)
今年初めて、庭で見つけた幼虫がサナギになったのは5月4日でした。
アケビコノハの繭いろいろ
そうそうこの繭!
第一号の繭はとても簡単な作りのもので、ホントにこれでいいの?と思ったけど
ここから無事に生まれてきてくれました!良かった、嬉しいです。
網にカメラを入れて写真を撮りました(^_^)
夜はこのまま網の中に居てもらい、明日の朝外へ放すことにしました。
*
翌朝、網から四角い透明なケースにそっと移して
庭へ出てきました。
羽化してから時間が経っているので、一刻も早く飛び立ちたいようです。
ほんの少しの振動でもバタバタと暴れるので、ケースの中に体毛が散ります。
ごめんね・・もうちょっとだけ別れを惜しませてください(^^ゞ
アケビコノハの成虫は、翅の模様が表と裏で極端に違っています。
えっと、でも・・・蝶や蛾の翅って、どっちが表でどっちが裏だったっけ?
調べると、葉などに止まって翅を広げたとき、上から見える面が表翅で、お腹側が裏翅です。
なのでこれは表翅ですね。
翅はぜんぶで4枚あるので、表翅の前と後、裏翅の前と後、あわせて4パターンの模様があります。
裏翅は枯れ葉とは対照的なオレンジ色で、大きな目玉の模様まであしらわれています。
アケビコノハの成虫は、普段は枯れ葉に擬態していますが
でも、敵が近づくとこのように前翅をサッと広げて、普段は隠している表側の後ろ翅の目玉模様で威嚇します。
**
蝶と蛾の違いのひとつに、止まっているとき翅を閉じているか、開いているかというのがありますが
一般的に蝶は翅を閉じて止まり、蛾は開いて止まっています。
もしもアケビコノハが蝶のように葉を立てて止まっていたら
「あらきれいな蛾、まるで蝶々みたい」って言われるかな(言われて欲しい(^m^))
蝶や蛾の翅の模様は、夜行性か、昼行性かの違いにも関係しているそうです。
昼間行動する蝶は、美しい模様で異性へアピールしたり、天敵に対する警戒色を示したり
それに対して夜行性の蛾は見た目より、フェロモンを発散する能力に長けていたりと
昆虫って本当にスゴイです!興味は尽きません。
顔のアップはこんな感じです。
尖がったところが口(口吻)だと思うのですが、少しでも刺激を与えると飛び立ってしまいそうで
クルッと巻いた管は確認できませんでした(^^ゞ
けっこう毛深くて、いろんな突起があったりして、幼虫の頃と同じくらいヘンテコな姿で可愛いです。
初めて羽化した子の、幼虫の頃の写真をみると感慨深いものがあります。
翅が生えて空が飛べるなんて、この子は知っていたのかな(#^.^#)
サナギになったのが5月4日で、羽化はその17日後でした。
また庭へ戻ってきて欲しいと思い、アケビのツルのそばで放すと
一目散に飛び立ち、あっという間にお隣の庭へと消えていきました(´A`)
あーあ・・・
どうか無事に生き延びて、また里帰りしてくれますように(^^♪
なかなかこういう風に撮らせてくれませんからね~
お腹側からの写真も分かりやすいです。
いつもfuyuさんの観察日記は素晴らしい!
毛深いお顔もカワイイー♪
素敵な記事をありがとうございました。
ついにやりましたね。
野外だと、見落とすことも飼育箱だと良く分かりますね。
よかった!
ユニークさが愛嬌ですね。
ところで、拙ブログに書きましたが、揚羽蝶お礼に来ましたよ。
どう考えても、ありがとう・見て頂戴というように
庭を飛んでくれました。
自然に関心を持つと、未知との遭遇ですね。
虫主婦さんのお顔(知らないけど)が目に浮かびました(^m^)
動植物問わずの毛深いシリーズ、楽しみにしています!
今年はどんな毛深い子に出会えるか、楽しみですね(#^.^#)
生きものと一緒に暮らして毎日顔をみていると
え~そんなことするの?というような
些細なことなのですが、面白い発見の連続です。
揚羽蝶がお礼に来たの、本当にそうだと思います。
心を寄せていると、不思議なことが起こりますね(#^.^#)
こんばんは!
羽化おめでとうございます!
やはりアケビコノハはいいですね!
蛾や蝶さんたちが、ちゃんと暮らせる地球にしていきたいですね
アケビコノハは見れることないと思います。
子育てと同じ気持ちだったことでしょう
感動のおすそ分けありがとうございます。
昨年からの越冬サナギが
今年ぜんぶ羽化せず、落胆していたので
久しぶりに翅のある子に対面できて
とても嬉しい思いです。
翅の色といい、顔つきといい
やっぱりアケビコノハはいいです(#^.^#)
普段は気にも留めずに、何気なく目にする虫ですが
飼育してみると、成虫になるまですごくたくさんの試練があって
ドラマもあって、何気な~く存在しているように見える蝶や蛾も
本当は「奇跡の存在」なんだと気付かされます。
いつまでもたくさんの種類の生きものが地球で暮らせるように
環境を守る行動を、小さなことでも実行していきたいですね(#^.^#)
実は子育てと同じ気持ちなのです!(^m^)
葉を食べなければ心配して、大きくなっていくのを見れば喜んで・・・
外出したら帰り道に「あの子たちにお土産」と、車を停めてアケビのツルを
摘んでいくとき、子どもが家で待っているような感覚でした(笑)
ワンコや猫ちゃんは「一緒に暮らす」という気持ちですが
虫は「育て愛しむ」という感覚になってきます。
一緒に感動してくださって、ありがとうございます(#^.^#)