右から#1(なす、ピーマン、トマトなど残り苗をいろいろ植える)、#2(なす)、#3(なす)、#4(Mチン)、#5スナップエンドウ
という並びですが、今日は#3のなす畝のマルチ張りから。果菜類の畝は今年の試みで船型の畝を立てています。
見ての通り巨大なすずり型。効果は2番畝が昨日の雨で結果を見せてくれていますが畝に降った雨をすべて
畝内に吸収させる狙いです。
船型畝へのマルチ敷設は平面畝や凸型畝と同じです。まず手前中央を固めておいて5mくらい引いてひずみが
出ないように位置を決めます。
ひずみが無ければ手前の片と両角を固定しマルチフィーダーの直近と中央を固定します。
後は風の強さに寄りますが5mおきとか10mおきとかで全面固定していくのですが今日は無風だったので
初めて35m全体を一気に引いて左右それぞれ10か所と奥の端を固定してから途中を埋めました。たまには
新しいやり方をやってみないと新しい発見が生まれないので。何も発見が無くても、少なくとも新しい方法を
試してみたという経験は蓄積されます。農家さんは長年やってきたやり方をけして変えようとしませんが
あの姿勢はある意味正しいとは思いますが、例えばこの20年くらいで固定電話がスマホに代わってしまいましたが、
そのような大転換に対応できない人生になってしまいます。老人だからスマホやパソコンは使えない・・・
では悲しいですよね。
話を戻します。マルチを張ったので穴あけです。まあちゃんホーラーのように分厚い素材なら一度熱すれば
全ホール続けてあけられるようですが、このペラペラのモノでは20穴が限界。
ところがです。雨水が溜まっていた2番畝の穴開けで新発見。あらかじめアタリをつけるためピンホールを
開けて水を抜いたのですが多少は湿っているし土中はビショビショ状態。ゆっくりやってるとシューッと
言って冷えてしまいます。ところが0.2秒くらいで素早く当てるとスパっと切れ、ほとんど冷えず30穴以上
開けられ、素早い動きで風圧が発生するから切れ端がポロっと落ちる。良い事づくめ。いろいろやってみるものです。
植え穴も開け#1畝が風で飛んだのに懲りたので3mおきにU字杭を打ち込みました。
焼け炭の後始末は・・・見渡したらおあつらえ向きのU字杭がありました。^^
昨日の長雨と高気温でスナップエンドウが膨らんできました。出荷は月曜日までありません。どうしたものかと
思いましたが、日曜の午後の収獲までに芋虫になってしまうような実だけ集めて従来の1.7倍ほど袋に詰め
前の値段で直売所へ出すことにしました。100円で安売りするお年寄りのせいで150円売りでは全く売れなく
なっていたから止めていたのですがどっちみち捨てることになるなら対抗価格で出してしまう方が得でしょう。
ところがギッチョンチョン、1.7倍の重量を詰めてもそれぞれが10gくらいに太っているので使用する本数は
あんまり変わってない事を発見。^^ 考えてみれば当たり前のことでした。
芋虫とはこんなあんばいに取り遅れてしまった状態の比喩です。これは種にするつもりで残しています。