東急で渋谷から二駅、恵比寿からだと一駅目の中目黒。駅から歩いて3分ほどの路地裏にあるお店、というかファンのために作られた秘密基地のようなカフェ兼お店があります。旅行を切り口に「記録し思い出に残す」ツールを提案する場所。分りにくいから探し当てるところからすでに旅行が始まっているようなお店です。
目印はこのファイブスターズカフェを探し当てることでしょうか。このカフェの前にあります。このカフェも相当変わっています。まるで気を遣わないでデンと座ってコーヒーを飲むカフェです。
お店の中にはアンティークな小物がいっぱい。どれもアンティークではないのですが雰囲気はアンティークです。
イタリアーノ君が写真に撮っているノートは今や世界中にファンがいる超シンプルな皮カバーのノート。しかし使われている紙は書き味については世界トップクラスの滑らかで裏うつりがない高級上質中性紙。
こんな小さな店なのに、インターネットで知ったファンが全国のみならず海外からもやってくる。この店を開けるに当って店長を募集したところ、全国的に有名なアマチュア文具愛好家が会社を辞めて応募してきたということで、彼を知る文具ファンが集まることも手伝って店内にはいつでも誰かお客さんがいる。ツイッターやフェイスブック、ブログなどを通じて情報を得た人がスマートフォンを片手にやって来る。イタリアーノ君もその現実を目の当たりにしてさすがに驚いていた。
店内3連発。ここでは普通許されない写真撮影が自由自在。そのため訪れた人の多くがスマートフォンなどで撮影した店の様子をそのままネットに載せてくれる。コスト0円ですごい宣伝になっているらしい。
2階へは木の急な階段を登っていきます。
そこはトラベラーたちのくつろぎサロンになっていて世界のファンから届けられた思い出の手記が壁に貼られています。特性のトラベラーズカフェを飲みながら旅行雑誌を読んで時間を過ごすこともできます。
一人で来る人、カップルで来る人、それぞれですが、2階でゆっくり時間を過ごし、自分のノートをオリジナルノートに作り変えて帰ってゆく人が多いようでした。オリジナルノートといっても自由に使えるいろいろなスタンプを押したり、下の店で売っているオリジナルツールを買い込んで自分だけのノートにして楽しんでいるのですが。
実はイタリアーノ君もフィレンツェで手作りノートを作る会社を経営しているのです。彼のノートを日本で独占販売しているのがガマめの会社。とても刺激を受けた様子でした。
アチラは液肥です。