GAMAの菜園&フォト日誌

SINCE JUNE 2005・・・菜園情報と写真で綴るGAMAの雑記帳

ザルジアンスキア (ムーンライトフラグランス)

2009年04月30日 21時32分36秒 | 植物観察日記
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日中は半開きの花も夜になると満開になり、いい香りを振りまく。不思議な花。
その名もムーンライト・フラグランス(月夜の媚香・・・とでも訳しましょうか。)

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純白の花弁の裏側は強い紫色です。これも変わっていますね。

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小さな花がたくさんついて、不思議な花です。
研究所から家内がいただいてきたもの。勿論初めて見ました。
物騒なニュースが一日中流れていますが、外出を控えて、こんな花とゆったり
過ごすのがいいかもしれませんね。^^

あちらは新種のビオラです。
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キャベツトンネルとトウモロコシネットトンネル

2009年04月29日 18時32分29秒 | 菜園ティスト日記
キャベツ畝 クリックで大きくなります。トウモロコシ畝 クリックで大きくなります。
左のトンネルはキャベツのネットトンネル。トンネルの理由はモンシロチョウ対策です。
これからの時期、キャベツなどアブラナ科はモンシロチョウの餌食です。
それで消毒とネットのどっちを選ぶかとなると当然トンネルです。蝶が入らないように完全防御です。
一方もう一つのトンネルはトウモロコシ。こちらも防虫は必須ですが、こちらの防虫はこれでは無意味。
もうじきトウモロコシが自分でネットを持ち上げてしまうからです。必ず侵入されて中は虫かご状態になります。
ではなぜトンネル? 目的は防寒です。まだまだ遅霜がある茨城。そのためこうしておかないとたった一度の降霜で全滅です。
防虫は・・・? 受粉までに何回かに分けて薬を散布するしかない由。
残留農薬を無農薬栽培レベルにするためには量的制限と時期の見極めが鍵なんだとか。

上の写真は10日前に撮影したものですが、これは今日のトウモロコシの様子。
そろそろはちきれそうです。
今日のトウモロコシ。クリックで大きくなります。

Yahooは苺白書です。
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動的平衡

2009年04月28日 20時09分45秒 | ガマのつぶやき
青山学院大学教授福岡伸一さん。まだ50代にも届いておられないが高名な
生物学者であり、狂牛病の権威でもある人。
紙に関する著名人の講演会でおもしろいお話しを聞かせてもらった。

それがタイトルの動的平衡。
絶え間ない動きと変化の中にあって常にバランスが保たれ続ける状態・・・
それが生命の根幹であることに寄せて・・・

文楽は3人の黒子が一体の人形を操って演じるものであるが、
その人形は手足と胴、頭が別々のパーツになっている。
胴といってもコの字型の木枠である。
それに衣装を着せるだけで、まるで生きているように芝居をする。
操り師が人間国宝級の人たちだから生きているように動くというのも頷けるが、
実はバラバラのパーツは互いに糸で結ばれているのだそうだ。
そのため、右手を上げれば胴が振れたり、足が微妙に前に出たりする。
また繋がっているからこそあらぬ動きが出てしまうこともない。
互いを律しながらバランスをとっているわけである。

これと同じことが受精卵でも起こっている。受精卵は細胞分裂によってどんどん増えていくが、
ある一定の数に達すると今度はそれぞれの役割に応じた変化を伴って増加を続け最後に生命体を形成して分裂を終了する。
実際には古い細胞を新しい細胞に置き換える作業は続いているので厳密には続いているのだが、
人間が象のように巨大化するような現象は起こらない。
大体半年で人間の体は総入れ替えになるらしい。だから、
数年ぶりにあって「変りませんねぇ」というのは大嘘。お変り大有りなのだ。
それはともかく、大体1,000ヶくらいに分裂するとそれぞれのお役目に向かって違う変化を開始するらしいのだが、
それを制御しているのがDNAかと思いきや、それは違うらしい。
なんとお互いの細胞が阿吽の呼吸で「私目になる」「オレは髪の毛」「アタイは心臓をやる」
「おいどんは足になるばい」ってな具合にお互いの進む道を選んで変わっていくのだそうだ。
世界的に有名な生物学者の先生が今わかっている最先端の領域として話しているのだから間違いない。

つまり生命現象とは文楽の人形に相通じる現象によって律し保たれている。
これを動的平衡と名付けて岩波の広辞苑に載せるべく交渉しているらしい。

ところで、この1,000ヶほどに分裂した細胞の塊をバラバラにするとどうなるか。
文楽の人形と同じである。死んでしまう。あるいはただの物体になる。ところが、
1,000に一つ、バラしても死なないで分裂を続ける細胞があることをエバンスという
博士が発見したそうである。これをES細胞と名付けた。この細胞は分裂を続けながらしかし
何になるという目標を持てない性格らしく、互いにくっついている時はどの部位の器官にでもなれるのに、
ばらされた時点で目標を失う。そしていつまでも増殖を続ける。すなわち癌なのだそうだ。
従って、この癌細胞に何らかの方法で何になれという命令を与えられれば癌は完治する。
しかし、今の医学や生物学ではその方法を突き止めてはいない。
世界中の学者が必死になって競争している分野である。

動的平衡とはこのような秩序を伴った連動によって保たれる均衡であり、生命活動そのものである。
狂牛病のプリオンにしても癌にしても、また文楽の人形にしても、それらの元の形に存在していた動的平衡が
崩れた時に起こる異常現象なのだそうだ。
それをもっと大きなスケールで捉えれば地球環境の問題や今話題になっている蜜蜂の失踪現象などにも
合い通じる部分が見えてくるのかもしれない。
紙がテーマの講演会であったので最後はこの細胞同士を有機的に結びつけ、
生かしている存在がメディアと呼ばれる液体であるということから、
一般的にメディアと呼ばれている紙と、語源であるメディアの働きを関連付けられて公演は終了した。

しかし、重い話であった。生命の根源、生きているかのように動く文楽人形、病気の原因、
地球環境問題、社会問題におけるメディアの重み・・・それらがすべて動的平衡によって健全たり得るとしたら
我々はやはり自身の行動や考えを律する生き方を選ぶべきなのであろう。

今日の写真は福島の滝川渓谷、完全なる自然の流れです。
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Yahooは菜園のにんにく林です。

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人参、フキ、大根

2009年04月27日 20時17分36秒 | 菜園ティスト日記
パープルスティック人参 クリックで大きくなります。水ブキ クリックで大きくなります。味姫大根 クリックで大きくなります。

ようやく人参が収穫できるようになってきました。10月末に蒔いたのでなんと半年もかかりました。やはり時期を違えると時間がかかりますね。
フキはお隣さんから持っていってくれというので収穫させてもらいました。おいしいんですけどねぇ。
味姫大根はなんと花芽が出てきてしまいました。こんなことは初めてです。春大根ですからそんな簡単に花が咲いては困ります。過去2年はこの時期は咲きませんでした。
一体どうなってしまったのか。味姫大根だけでなく、お隣春大根も花芽が上がってしまいました。掘ってみると割れているのもあります。何が異常なんですかねぇ。

茗荷 クリックで大きくなります。

茗荷は庭先から集団移動させました。無事発芽。これでもう大丈夫です。
ソラマメ クリックで大きくなります。

ソラマメの実が大きくなり始めました。GW半ばくらいから収穫できそうです。

Yahooは流山の可視冨士です。
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究極の芸術-M.ティッシーの世界

2009年04月26日 19時05分53秒 | ガマのフォト日記
ご存知だろうか? この世界にこのような芸術家がいることを・・・

彼の名はミロスラフ・ティッシー 1926年チェコ生れ。
反社会的思想家として何度も投獄されたり、精神病院へ隔離されたりしながらも
彼独特の描写で女性の盗撮を、あるいは盗撮もどきを撮り続けた人。

ホームレスのようなボロボロの服を着て、虫も寄り付かないようなガラクタで手作りしたカメラを持って、
ひたすら女性を撮影する。そして印画紙の屑に缶詰の空缶と老眼鏡のレンズで手作りした装置で
現像した写真を焼き付ける。そして無造作に放置する。

その彼がある年、フランスのアルルで開催される世界で最も有名な写真展の一つで
グランプリを獲得した。そして世界の注目する芸術家となった。まるっきりお金のない、
およそ世界の中で最も貧しく、その姿を見ただけでありとあらゆる女性が逃げ出すような
写真家が、作品で世界のハートをしびれさせたのである。
汚い写真である。カメラ目線なんてない。キズだらけだしピンボケ出し、破けた印画紙の
隅に焼かれた上に雨風に打たれ、陽に焼かれたゴミ屑のような写真である。

彼の事を教えてくれたのは写真家であり、編集家の都築響一(つづききょういち)氏。
大手紙問屋が丸ビルで開催したペーパーショーでの公演。
彼はM.ティッシーのように最も底辺にいるような芸術家でも、その燃えるような芸術への探求は
どんな高性能なカメラで撮影した写真でも勝てないほどのパワーを持っていると評する。
またそれを評してのグランプリだったというのだろう。

それではそのミロスラフ・ティッシーの驚きの世界から何点かお見せします。
写真はすべて彼にまつわる世界中のブログ等からお借りしたものです。
尚、カーソルを写真に合わせると原寸写真か大きくなるかが分かります。
もちろん作品にはタイトルもへったくれもありません。
ご自分で命名してください。「お尻」とか「顔なし自転車」とか・・・(笑)

原寸です。


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原寸です。


原寸です。


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クリックで大きくなります。


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いかがでしたか? すごい世界でしょう。
最後に彼と彼の手作りカメラに登場してもらいましょう。これがまたすごいんです。
ミロスラフ・ティッシー クリックで大きくなります。


カメラはブリキの屑や糸巻き、ダンボールの筒、コールタールなどでできています。
望遠レンズも盗撮の必須アイテムですが、長めの筒に老眼鏡のレンズをつけたものだということです。
これでも写るんですねぇ。都築さんも言ってましたが、画素数もへったくれも芸術的な叫びの前には
まったく無力にされてしまうんですね。
ミロスラフ・ティッシー手製のガラクタカメラ。クリックで大きくなります。

尚、M.ティッシー氏がどんな偉才かは別にして、盗撮を容認するものではありません。少なくとも現代の日本においては。
フランスやチェコの文化は知りませんが、あちらではこの程度の行為は犯罪扱いにはならないのかもしれませんね。
あるいは偉才だからこそ容認しているのかもしれませんが。ちょうど数人殺せば殺人鬼、千人殺せばヒーローであるが如くに。

あちらは庭先通信、モッコウバラです。
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再び仮面ライダー現る

2009年04月25日 21時59分00秒 | ガマのフォト日記
今日は平成20年度の自治会役員慰労会。市から情報をすべての家庭に配信する業務の事務委託費として
支給されるお金を使わせてもらって、平成20年度の役員が家族とともに集まってカラオケパーティでした。
一人当たり1万円近い支給でしたので3時間思う存分楽しんできましたが最後に、今年度のリーサルウェッポンこと、
以前にも紹介した仮面ライダーがとうとう登場しました。これがその瞬間だ。ワン、ツー、スリー!
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このあと全員と個別に記念撮影。もちろん全員と集合写真も。
本人はバイクがないので今一乗り切れなかったようですが、みんなにとってはとてもいい思い出にできました。

本人はあくまで周囲を楽しくさせたり、子供達に夢を与えるためにボランティアでやっている活動なので、
本来はこういう会には登場しませんが、平成20年の仲間がとてもいいチームワークで充実した活動をできたので、
最後に変身して登場してくれました。

いやぁ、なかなか出来ませんね、こういう仲間と一緒になれるのは。

今日はYahooも仮面ライダー一色です。^^


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三日月と明けの明星とジュピター

2009年04月24日 20時38分17秒 | ガマのフォト日記
三日月と金星のコラボレーション。クリックで大きくなります。
昨日の朝です。東南の空に三日月と明けの明星が輝いていました。これは写真をとるしかない・・・と撮った一枚目がこれ。
手振れで金星がハート型です。^^クリックで大きくなります。こちらは三日月が3枚重ねに・・・クリックで大きくなります。しかたなく三脚の登場です。でも明るくなりました。クリックで大きくなります。
さて、この3枚。欲を出して望遠側で撮ってみましたたが、なんと金星がハート型に、そして三日月は3枚合わせ・・・
三脚がないとダメなのは分かっていましたが、夜明けのスピードは思いのほか速いのでそんな余裕はないのです。でもやっぱりダメ。3枚目は仕方なくミニ三脚を取ってきて写しました。だいぶ空は明るくなってしまいましたが。
広角で引くと木星が登場します。クリックで大きくなります。
もうすっかり夜が明けてしまいました。三日月と金星の延長線上に木星も輝いていました。

画像はクリックで大きくなります。木星をしっかり見つけてくださいね。

Yahooはわたぼうしです。
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4代目銀の鈴

2009年04月23日 19時54分17秒 | ガマのフォト日記
東京駅でカメラを構えるのはなかなか勇気がいる行為だ。
とにかく人が多いし、一目でカメラマンとわかる井出達ならまだしも
普通のカッコでおもむろにカメラなど取り出そうものなら、「このお登りさんカッペ」扱いの視線を向けられること必然だからだ。
しかし、そこは根性の入ったアマチュアシーンカメラマン。遠慮なく写させてもらった。
あの、なんとなく上野駅に相通ずるようなイメージだった銀の鈴周辺がこんなに変わってしまっているのだ。
東京駅の中央コンコースを丸の内側から八重洲方面に歩くといきなり中央にエスカレーターが出現する。
それに吸い込まれるように乗っていくと写真の世界が展開する。
グランスタと呼ばれるエキナカで2007年にオープンした。もう一年半になる。
東京駅は駅舎の改修が進んでいるが、駅のの周辺の地上はここ5年で完全にリニューアルされた。
そしてそのリニューアルは今も地下で着々と進められている。
楽しみでもあるが、昔の良さも形は変わっても残していって欲しいものだ。

↓からグランスタへのリンクを貼っておきます。
http://gransta.jp/
4代目銀の鈴 クリックで大きくなります。


Yahooは菜園のエシャレットです。
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BBQのあと

2009年04月22日 20時49分19秒 | ガマのフォト日記
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ちょっと前までここに娘二人と爺様と犬と私達夫婦がいて、BBQの炭火を囲んでいました。
今はそれが終って5分後。片付けもほぼ終って誰もいないスペースが残りました。
ここは爺様の尺八小屋の脇に車一台分用のガレージ屋根を付け、少しスペースを
拡大して雨風除けの囲いをつけたもの。この日はかなり風が吹いて寒い日でしたが
この程度の風除けで屋台のような心地よさです。
屋台は経験ある人なら分かると思いますが、寒いのだけど暖かい、不思議な空間です。
わが家にいながらそれを味わえるのはいいものです。

Yahooはサラダほうれん草です。
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タミヤ

2009年04月21日 19時55分39秒 | ガマのフォト日記
新橋のタミヤファクトリー クリックで大きくなります。タミヤを象徴するモデル、戦車。クリックで大きくなります。
タミヤのプラモデルと言えば男性なら一度は憧れて手に入れたことがある筈。戦車に限らず、戦艦とか車とかバイク、それにあのミニ4駆。
自分は大人になってからハーレーダビットソンを組み立てたが、あの精密さには舌を巻いたもの。なにしろ、トランスミッションのギヤやピストンを組み立てたら、シリンダーやクランクケース、ミッションケースで囲ってしまうから、外からはそんな精密な構造であることは全くわからなくなってしまう。それでもそこまで作らせる。
その辺りがタミヤのタミヤたるところかもしれないが。このぬかるみにはまった戦車のジオラマもまるで写真のような精巧な作りだった。
F15Eストライク クリックで大きくなります。F16C ファイティングファルコン クリックで大きくなります。名機 ゼロ戦 クリックで大きくなります。
戦闘機のモデル。写真はあまりいい条件で撮影できていないからわかりにくいが
本物のモデルは思わずうなるほどすごい。ミニチュアとして映画などに使用してもばれないかもしれない。

やっぱりタミヤはすごい。

Yahooはねぎ坊主です。
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苺の薀蓄

2009年04月20日 19時20分33秒 | 菜園ティスト日記
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これはガマ菜園の苺。同じ株の裏表で、今現在で30個くらいの粒がついている。
まだまだ花芽のシュートというか、ランナーというかが伸びてくるようなので
50粒以上は着く可能性はある。しかし、受粉を促してくれる蜜蜂がいないので
今一実付きが不安定である。

こちらは菜園ティスト仲間のTZさんこと苺博士の苺菜園。ずらりと80株の苺が並ぶ。
博士は今年で苺歴15年らしい。最初は庭先でやっていたが、庭先で元肥を熟成させるわけにはいかないので
ここに土地を借りた由。博士曰く、野菜は基本的に追肥無しで育てるのが正しい。
なぜなら追肥は時期や量のコントロールが大変難しく、ほとんどの場合病気を招くと考えてもいいくらいだから。
博士は従って、十分な深さに十分な元肥を施して、必要な養分は植物に自分で取りに
行かせるのを基本にしているという。根は養分が必要ならそこへ伸び、不要なら回避するという。
そのため、定植前の土作りや元肥の施し、またその元肥の作りこみに相当の
エネルギーと時間を費やしている。
その結果がこの苺にもテキメンに現れている。ガマ菜園の苺と同じ子孫だが、雲泥の
差があるのは一目瞭然。これには勝てない。
クリックで大きくなります。クリックで大きくなります。


定植する苗の見極めも大事という。ランナー上の第一子は親のマイナス遺伝を受け継いでいる場合が多いので使わない。
第二、第三、第四くらいまでのうち、クラウンという、根本の部分がなるべくキャシャな株を選ぶ。
クラウンがぶっとい頑固な株(左の写真がその傾向)は成長とともに根本にたくさんの実をつけるが、
これはほとんどダメな実でいびつ、小粒、甘くないといった感じ。
一方キャシャな株は成長すると高い位置に向けてシュートを放ちその先に花を着ける(右の写真の株がその傾向)。
この花の実は大きく、形もよく、甘いのだそうである。これが経験値。そしてHCで売られているあらゆる種をテストしたが
結局この地に一番合うのがこの宝香早生という種類らしい。ちなみに追肥は無しで実が着き始める今頃に
若干の過燐酸石灰を与える程度らしい。
×の株 クリックで大きくなります。○の株 クリックで大きくなります。

博士の苺は一株100粒くらいという。80株で毎日ザル二杯の収穫が暫く続くと言う。
これを聞くとやはり元肥の仕込み、堆肥作りは避けて通れないと思うのであるが・・・

ちなみにここでの露地植え栽培では越後姫の温室栽培のように、温度管理を25度未満で行なうなどの
細かいケアは不要みたい。もっとも売り物でないから粒による品質のバラつきなど気にするまでもなく
次元が違うと言えばそれまでだが。越後姫はそう言えば白いままでも甘くてやわらかいそうだ。
我々の苺は緑色から赤く変わるので白くて大きい苺は絶対できない。やはり次元が違う。

本日までの累計収穫24ヶ

あちらは京菜と大根のコラボ? です。
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苺に意外な危機が・・・

2009年04月19日 19時22分26秒 | 菜園ティスト日記
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ようやく株も成長し、花もたくさん咲き始めているのですが・・・
一見順調そうに見える菜園の苺畑ですが、思わぬ危機に遭遇しています。

というのも、皆さんもご存知かと思いますが、例の蜜蜂失踪現象。
日本中の蜜蜂が原因不明の失踪でその数が急激に減少しています。
そのため、苺の交配をしてくれる虫君が不在なのです。
もちろん風である程度の自然交配は行なわれますが、花粉が均等に受粉されないのと
葉陰の花は受粉しにくいため、たくさんのいびつな実や未受粉のまま黒くなってしまう
実が続出です。これは想定外でした。

それにしても蜜蜂はどこへ行ってしまったのでしょうか? オーストラリアで発生した
ダニの防疫で、女王蜂の輸入が禁止されたためという原因があるが、それは養蜂場への影響に留まる筈。
携帯電話の電磁波が急激に広まったため、帰巣能力を干渉された働き蜂が巣に戻れず死に絶えたという説。
さらにもっと深刻な理由も取り沙汰されているが、どこまでが本当なのか見当もつかないのが実態。

ともかくそんな理由で苺の交配が、それだけでなくこれから栽培期に入るスイカやメロンやトマト、ナス、
キュウリ、ゴーヤ、オクラなどなどすべてが心配です。

クリックで大きくなります。
こちらは今年の初収穫。一粒目の苺です。

あちらはボウズ?
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菜園三昧

2009年04月18日 20時26分36秒 | 菜園ティスト日記
ソラマメ木酢散布、トウモロコシトンネル撤去とネット掛け、長ネギ定植、キャベツ定植、
オクラ定植とトンネルセット、ジャガイモ整枝とネット撤去、ほうれん草収穫

以上が今日の菜園仕事でした。それにしても寒くも暑くもないこの時期、仕事が進みますが疲れました。

今日の菜園からスナップを何枚か。このところ成長が著しいので、毎週景色が変わります。
ソラマメ、クリックで大きくなります。トウモロコシ、クリックで大きくなります。

ソラマメはもうじき摘心というところまで生長してきました。ただ、新しい芽が次々に出てくるので、
そこにアブラムシが着いてしまいます。でっ、毎週木酢を散布する必要があって大変。
トウモロコシはトンネル栽培でしたが今日撤去しました。代わってネットをセットしましたが、
成長は順調です。5月の連休頃に受粉までこぎつけられるかどうかです。
味姫大根 クリックで大きくなります。長ネギ クリックで大きくなります。

味姫大根は成長が進んできれいな雪印マークが並んでいます。細めの女性の腕くらいには成長が進んでいます。
そして長ネギ。穴の底に定植しました。チカレタ・・・。
とにかく低い上の掘りあげた土は崩れやすいので足を置けない。そのため中腰で遠目から
穴の底に定植していくわけで、とてもしんどい作業でした。でもなんとか終了。
根深ネギ3本一かたぎで20かたぎ、下仁田ネギは1本ずつ約50本、そして写真右の列は全部
石倉一本を3本一かたぎで37かたぎ。これで満員御礼。
ところでこのかたぎという数え方、どこの方言なんでしょうねぇ。でも3本一束より
なんとなくネギっぽい響きがあって好きですね。

Yahooは畑にさいていたチューリップ

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東京港トンネル

2009年04月17日 20時40分34秒 | ガマのフォト日記
お台場側アンカー ここがトンネルのお台場側入り口です。クリックで大きくなります。向こう側に見える同じ構築物が大井川アンカー。クリックで大きくなります。


湾岸道路は一般道の357号線と首都高湾岸線が平行して走っていますが、この
トンネル部分だけは高速のみになります。
この海底を高速道路が走っているんですね。
すぐ脇にはレインボーブリッジがあってお台場と芝浦を結ぶ高速道路、一般道、ユリカモメの連絡道になっていますが、こちらのトンネルはそのレインボーブリッジが出来るはるか以前に開通しています。1976年でした。
当時としては画期的な道路でしたからね。レインボーブリッジは1993年開通。
お台場が無人島で無くなった年です。(笑)

東京はどこまで変わり続けるのでしょう・・・

>Yahooは恵比寿の佐渡桜です。
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長ネギ

2009年04月16日 20時27分11秒 | 菜園ティスト日記
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長ネギの苗は下仁田ネギ、石倉一本ネギ、根深ネギの3種類を播種しました。それぞれしっかり
育ってきて、あとは定植を待つばかり。
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ネギ床を準備しました。約20cmの溝を2本掘り、ヨウリン、化成、堆肥を鋤きこみながら
底を5cmくらい耕転しました。あとは苗を3本、一かたぎにして植え込むだけ。
その後は五回位土寄せをすれば長ネギの完成です。それにしてもネギやニンニクは栽培期間が
長いです。ざっと9ヶ月。でも収穫期に入ってから耕地保存であれ、軒下であれ、いずれも
長い間利用できる便利な野菜です。玉ネギも同じですね。

Yahooは八重桜です。
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