昨年、 ある制作会社のプロデューサーが、
「境界に生きた心子」 に 非常に関心を持ってくれた という記事を書きました。
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/59573131.html
企画書に加筆したり、 プロデューサーが 準備を整えてくれたり、
時間がかかっていました。
そして チーフへのプレゼンテーションを経て、
社長にプレゼンをしてくれる 段取りになっていました。
ところが その後、 制作会社内で 組織の編成があり、
プロデューサーが 異動になってしまったのです。
上司との打ち合わせもできず、 また 社内の特別な事情もあって、
プレゼンは 保留状態になっていました。
そして、 例外措置を取り、
年明けにやっと 社長へのプレゼンを 行なってくれました。
結論的には、 制作会社の 現在のプランと異なるため、
今回は実現が 見合わされることになりました。
しかし、 作品の評価は 概ね良かったそうで、
プロデューサーが 強く推してくれた結果、
将来的に 再検討してくれるということに なったそうです。
以前は、 ボーダーを知る プロデューサーは少なく、
企画を出しても 門前払いがありましたが、
今回は スタッフの間でも ボーダーへの認知度は 上がっているようです。
でも制作会社としては、 ドラマ化の リスクがあるのも確かで、
今すぐ取りかかれるものではない とのこと。
大きな組織の中では 個人の意向は なかなか通りませんが、
プロデューサーの人が 頑張って推してくれたことは、
とても ありがたく思っています。
現時点では 残念な結果だったものの、
僕としては 今後に明るい展望が 感じられました。
心の病や パーソナリティ障害に対する関心は、
この先も 少しずつ広まっていくだろうと 期待しています。
また 次の機会が来ることを、 強く 祈りたいと思います。