(前の記事からの続き)
・ 自分自身やお子さんへの気配りを 優先させるべきです。
適切な法的境界を設定しておかないと、 犠牲になる恐れがあります。
それは彼らに、 自分の行動に 責任を持つことを 教えることにもなります。
・ 同じことが 何度も繰り返されます。
それらを書き記して、 そのパターンをよく考えると、
何が起こっているのかが分かります。
そうでないと、 「木を見て森を見ず」 に なってしまいます。
・ ボーダーの人はたいてい、 最も身近な人に向かって 行動化します。
彼らの同僚や近所の人は、
彼らほど素晴らしい人はいないと 信じているかもしれません。
皆さんは 孤立してしまう恐れもあります。
訴訟を起こさざるを得なくなった場合、 不利に働くことになります。
・ 境界性パーソナリティ障害に関する情報は、
本やネットなど この数年で増えてきました。
ボーダーの人と 対等に向き合えるようになってきたのです。
・ このような事態を引き起こしたのは 皆さんではありません。
皆さんが コントロールできることではないのです。
原因 (Cause), 解決 (Cure),
コントロール (Control)。
この3つのCは、 大きな手がかりとなります。
責任の所在を明確にしてくれます。
彼らのことは 彼らの責任です。
もう感情的なゆすりや、 自殺の脅しにも 動じないようにしましょう。
一方が自立していれば、 共依存など起こりません。
・ 治療が完了するまでは、 子供を持つのは 避けたほうがいいのではないでしょうか。
〔 「愛した人が BPDだった場合のアドバイス」
星和書店 (ランディ・クリーガー) より 〕