「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

ノン・ボーダーラインの人たちからの提言 (5)

2012年03月07日 20時35分38秒 | 「愛した人がBPDだった場合のアドバイス
 
 他のノン・ボーダーラインの人たちに、

 以下のようなアドバイスをが 寄せられました。

・ パートナーのことで ヤキモキすることはもうやめましょう。

  自分自身に何が必要か、 自分の心に尋ねてください。

・ 皆さん自身が セラピーを受けたほうがいいでしょう。

  投影から逃れるためにも、 感情に対処するためにも、

  皆さんには 支えや助けが必要です。

・ 日記を付けてはどうですか。

  ついつい それほど酷い状況では ないんじゃないかと、

  現実から 目を逸らしてしまいがちですが、 現実はやっぱり酷いんです。

・ できる限り 情報を手に入れてください。

  サポートグループに連絡してもいいでしょう。

・ 境界を設定し、 維持することが必要です。

  皆さん自身が 決意を固めることが大切です。

・ 皆さんの話を 偏見なしに信じてくれる人たちの 助けを信頼しましょう。

・ 家族の絆だけを主眼とする 集団や牧師には注意してください。

  彼らは BPDを理解することすらできないのです。

・ BPDの人の行動は、 モラルの問題ではなく 医学的な問題です。

  この生物学については 日々新たな発見がなされています。

・ 皆さんが相談している人たちは、

  BPDによる苦しみを 経験したことがあるでしょうか。

  そうでないとしたら、

  教育を受けていないコンサルタントに 相談しているのと同じです。

(次の記事に続く)

〔 「愛した人が BPDだった場合のアドバイス」
   星和書店 (ランディ・クリーガー) より 〕
 
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