「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

ノン・ボーダーラインの人たちからの提言 (6)

2012年03月08日 20時02分51秒 | 「愛した人がBPDだった場合のアドバイス
 
(前の記事からの続き)

・ パートナーが離婚したいとわめいても、 それに同意してしまったら、

  皆さんのほうが パートナーを虐待することになってしまいます。

・ 彼らを幸せにしてあげられないことに 責任を感じて、 自分を責めてはいけません。

  それは 皆さんのせいではないのです。

・ パートナーを あがめたてまつることは避けましょう。

  パートナーが皆さんにそうするのも 認めてはいけません。

  上がったものはいずれ落ちる、 これが鉄則です。

・ お子さんの保護監督権を取れるよう 全力を尽くしてください。

  BPDが治っていないなかで、 お子さんを育ててはいけません。

・ BPDというのは、

  皆さんが何を言ったか、 何をしたかに関わりなく 現れてくるものです。

  嫌な気分に 巻き込まれることはありません。

・ 家を出る覚悟なら、 明確な期限を決めたほうがいいでしょう。

・ 離婚を考えているなら、 とにかく証拠記録を残してください。

  メモ用紙でも構いません。

  BPDの人と闘う場合、 この方法しかありません。

・ 離婚するとなると、 長く苦しい 法律上の闘いになります。

  できるかぎり楽に この闘いを乗り切ってください。

・ BPDに対しては、 一貫した態度で臨んでください。

  態度を緩めると、 ボーダーの人は繰り返し 皆さんを試そうとするでしょう。

〔 「愛した人が BPDだった場合のアドバイス」
   星和書店 (ランディ・クリーガー) より 〕
 
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