ネタは降る星の如く

とりとめもなく、2匹の愛猫(黒・勘九郎と黒白・七之助)やレシピなど日々の暮らしのあれこれを呟くブログ

野菜の栄養不足

2006-10-11 13:14:44 | 時事
健康ブームに逆らい深刻化する野菜の栄養素の低下
近年、野菜の栄養素が、昔に比べ著しく低下している。

(中略)

一般に売られている野菜類は、味と見栄えに重点が置かれた品種改良を重ねている。季節外れの出荷を支える舞台裏は、化学肥料をふんだんに使った多収穫栽培だ。化学肥料を用いると微生物が減少して痩せた土壌になってしまい、栄養価の低い野菜しか取れなくなってしまう。

野菜の旬を知ることは大切だ。旬な野菜は、適した環境のなかで育てられ、無理に早採りをすることがないために、化学肥料も少なくて済む。野菜に含まれている栄養素を無駄なく吸収するための調理法や、含有栄養素を減らさない保存法も知っておきたい。


 やはり旬の野菜を食べることが重要なんですね。

 あとは、葉ものは新鮮な方が栄養素が残っていると思うので、地もの野菜があればそれを買うようにしています。

増税の予兆

2006-10-11 12:53:10 | 時事
森永卓郎 構造改革をどう生きるか
~成果主義・拝金思想を疑え!~

第52回 庶民いじめの増税を隠そうとする政府の圧力
~「増税潜水艦」は参院選の後に浮上~

 政府税調の基礎問題小委員会などで配られた資料を見ると、中期答申は仰天する内容だと推察できる。

 一つは給与所得控除の大幅圧縮、特定扶養控除および配偶者控除の廃止、その他控除の見直し。もう一つは福祉財源としての消費税率の引き上げである。

 日本の課税最低限は所得税において、標準世帯で見ると、先進国で最も低い。そこから控除を圧縮、廃止すれば、ますます課税最低限が下がる。

 すなわち先進国で最も低所得者に冷酷な課税国になるのだ。

 消費税率の引き上げも、金持ちは貯蓄性向が高いから大した被害はないが、非正社員などの低所得者にとっては死活問題である。

 こんな庶民いじめの中期答申を、もし今出したら、メディアが大騒ぎするのは目に見えている。「こんな大増税になる」と合唱が始まり、大増税が我が身に降りかかる人たちは怒り出すだろう。

(中略)

 安倍さんは自民党総裁選に当たって、靖国参拝の有無も、消費税率の引き上げ幅も、増税問題もすべてあいまいにしてきた。しかも、あれほど非難していた郵政造反議員にも復帰への秋波を送っている。

 増税は国民にとって、年金問題よりも切実である。どこから税金を取るかによって痛みはまるで違う。低所得者から引きはがさなくても、もうかっている企業や資産に課税する方法もある。

 こうした議論をせずにうやむやにしたまま参議院選挙を戦うのは卑怯(ひきょう)ではないか。


 法人や自営業者でなく、所得が筒抜けで増税しやすい給与所得者狙い撃ちなんですね。絞り易いところから絞るんだ。

 しかも参議院選挙では増税するともしないとも言わずにおくんですね。総裁選でもそうだったように。

 嫌らしいやり方だなぁ……。