『感じない子ども こころを扱えない大人』袰岩奈々(集英社新書) リンク先はamazon.co.jp
今週、ドイツ人講師からお墨付きをもらおうとして英語版で講師役にチャレンジした研修の内容と、よく似ていた。
できるだけ簡単に言うと、人は大人になるまでに感情(特にネガティブな感情)を表に表さないように教育されてしまうことが多いが、人は子供だろうと大人だろうといつでもポジティブな感情ばかりを持っているわけではないし、ネガティブな感情を感じてはいけないものとして抑圧し続けてしまうことによって自分の本来の感情に気づかなくなる、というのが趣旨。失望・落胆・嫉妬・憎悪・疲労感など、ネガティブな感情を持つ自分も肯定した上で、それをどのように伝えることによって自分の感情への感受性を摩滅させないかということに取り組んでいる。
自分自身は、ドイツから輸入しようとしている例の研修のおかげで、ネガティブな感情を相手の感情を損ねないようにしつつも伝える方法を学んだ。それで、25年来の葛藤に対処する方法がわかり、だいぶ心が軽くなった。
特に子供を持った親に読んで欲しいと思う本だ。
今週、ドイツ人講師からお墨付きをもらおうとして英語版で講師役にチャレンジした研修の内容と、よく似ていた。
できるだけ簡単に言うと、人は大人になるまでに感情(特にネガティブな感情)を表に表さないように教育されてしまうことが多いが、人は子供だろうと大人だろうといつでもポジティブな感情ばかりを持っているわけではないし、ネガティブな感情を感じてはいけないものとして抑圧し続けてしまうことによって自分の本来の感情に気づかなくなる、というのが趣旨。失望・落胆・嫉妬・憎悪・疲労感など、ネガティブな感情を持つ自分も肯定した上で、それをどのように伝えることによって自分の感情への感受性を摩滅させないかということに取り組んでいる。
自分自身は、ドイツから輸入しようとしている例の研修のおかげで、ネガティブな感情を相手の感情を損ねないようにしつつも伝える方法を学んだ。それで、25年来の葛藤に対処する方法がわかり、だいぶ心が軽くなった。
特に子供を持った親に読んで欲しいと思う本だ。