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民謡は原種

2019-08-14 03:02:55 | 知識
 江戸時代の音楽をウィキペディアで調べると、近世邦楽についての記述がある。

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近世邦楽(きんせいほうがく)は日本の近世期(織豊期~江戸期)にかけて発生、もしくは飛躍的に発達した音楽の総称。

以下に掲げるのは、現存、廃絶の別を問わず近世期に生れた邦楽分野、およびこの期間に世人にひろく流行した邦楽分野である。(一部重複)


目次
1 能楽
2 三味線音楽
3 三曲
4 琵琶楽
5 一弦琴
6 二弦琴
7 その他
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 あまりなじみがないので民謡についてウィキペディアで調べると

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日本の民謡
邦楽の一種である日本の民謡は、古代から続く伝統的な歌唱曲の総称で、大部分は歌のみで楽器は加わらない。日本語の発声、韻から生まれたもので日本固有の音楽の原点といえる。陽旋法(長調)のものは、ヨナ抜き音階である。1987年(昭和62年)の調査では現存する民謡は、およそ58,000曲である。
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富山県の五箇山地方は「民謡の宝庫」と言われ、代表的な「こきりこ節」や「麦屋節」を含め多くの民謡が、1973年(昭和48年)11月5日に「五箇山の歌と踊」として、国の選択無形民俗文化財に選択されており、多くの五箇山民謡保存団体が存在し、唄い踊り続けることによって守られている(詳細は五箇山民謡を参照)。なお「こきりこ節」は、「越の下草」や二十四輩順拝図絵「奇談北国順杖記」などの古文献にも記載される日本の民謡の中でもっとも古い民謡とされている。

現在伝承されている五箇山民謡
こきりこ(こっきりこ)節・麦屋節・長麦屋節・早麦屋節・小谷麦屋節・古代神・小代神・四つ竹節・といちんさ節・お小夜節・なげ節・五箇山追分節・神楽舞・古大臣・しょっしょ節・草島節・輪島節など

種類
追分
馬子唄
舟歌
民謡化した今様
甚句(都々逸)
盆踊りの歌
木遣唄/地突唄
騒ぎ唄
音頭
シマ唄
ユンタ

各都道府県の民謡
江差追分、北海盆唄、ソーラン節、鰊場作業唄(北海道)
津軽じょんがら節、田名部おしまこ(青森県)
大漁唄い込み(前唄「ドヤ節」・中唄「斎太郎節」・後唄「遠島甚句」)、さんさ時雨(宮城県)
南部牛追唄、北上夜曲(岩手県)
秋田音頭、ドンパン節、秋田おばこ(秋田県)
真室川音頭、最上川舟唄、花笠音頭(山形県)
会津磐梯山(福島県)
磯節(茨城県)
八木節、草津節(群馬県)
東京音頭、お江戸日本橋(東京都)
大島節(東京都伊豆大島)
だんちょね節、チャッキラコ(神奈川県)
武田節(山梨県)
木曽節、安曇節、小諸馬子唄(長野県)
佐渡おけさ、米山甚句、三階節(新潟県)
越中おわら節、こきりこ節、越中麦屋節、せり込み蝶六、といちんさ、新川古代神(富山県)
森本めでた、山中節、能登麦屋節、能登まだら〔輪島まだら・七尾まだら〕(石川県)
三国節(福井県)
ノーエ節(農兵節)、ちゃっきり節(静岡県)
岡崎五万石、今池音頭(お城音頭)(愛知県)
郡上節(岐阜県)
桑名の殿様、伊勢音頭(三重県)
竹田の子守唄、福知山音頭、宮津節(京都府)
デカンショ節(兵庫県)
祭文音頭、金魚踊り、千本杵餅つき唄、茶摘み唄、吉野筏流し歌、三輪素麺掛け唄(奈良県)
串本節(和歌山県)
貝殻節(鳥取県)
安来節、関の五本松(島根県)
敦盛さん(広島県)
男なら、南蛮音頭(山口県)
金毘羅舟々(香川県)
阿波のよしこの、阿波小唄、阿波風景、鳴門小唄、鳴門馬子唄ばやし、鳴門節、鳴門大漁節、盆流し唄、後生楽踊り、塔はおぼろ、せきぞろ、眉山小唄、新徳島小唄、徳島見物、徳島麦打ち唄、つり橋、祖谷甚句、祖谷の粉ひき唄(徳島県)
よさこい節(高知県)
黒田節(福岡県)
炭坑節(福岡県ほか)
おてもやん、五木の子守唄、よへほ節(熊本県)
宇目の唄げんか、コツコツ節(大分県)
ひえつき節、刈干切唄(宮崎県)
鹿児島おはら節、鹿児島ハンヤ節、串木野さのさ、行きゅんにゃ加那(鹿児島県)
谷茶前、安里屋ユンタ、クイチャー、デンサ節(沖縄県)
など
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 民謡ならなんとなくどこかで聞いている。
 日本語の発声、韻から生まれたもので日本固有の音楽の原点ーーーということは民謡は種でいうと原種だ。海外の民謡も原種だろう。原種どうしをかけあわせて品種改良して現代の音楽が作られている。
 古い楽器というと、琴や三味線が思い浮かぶ。民謡は、大部分は歌のみで楽器は加わらない、と書いてあるが琴や三味線の伴奏で民謡が歌われていればおもしろそうだ。現代の楽器で伴奏されて歌われているなら原種から離れたハイブリットになる。
 

 織豊期~江戸期と同じ時代に作られたクラシック音楽はメロディーがすぐに出てきて頭の中はリラックスする。民謡は外来種のような感じでどこか遠い世界の音楽になっていてあまり聞くことがない。
 メロディーと言葉の違い、メロディーが先にスウーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッと入ってくる。言葉の民謡はメロディーにくらべ印象が薄い。
 メロディーでも琴や三味線も印象が薄い。

 耳から入っても、音楽になると脳が日本語の扱いをやめていたりして。もともと欧米の音楽が大好きな人間だから。言葉はよくわからないようだが、メロディーがスウッと入る。

 
コメント
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