玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

発電機が近くにあれば解決

2019-09-24 01:47:11 | 台風
 平安京まで首都は何度も移転した。長く続いた平安京は水を最初に確保した。平安京をつくるにあたって専門家集団が河川の流れを変えた。これを見ると首都には豊富な水が必要なことがわかる。
 武家政治で長く続いた江戸時代、徳川幕府が最初にやったことは水の確保とやはり河川の流れを変えることだった。水源からの高低差はほとんどないにもかかわらず水道を完備した。すごい技術だ。河川の流れを変えたことで洪水がなくなった。利根川の堤防に立つと坂東太郎の名が一番をあらわしているのが実感できる。このすごい水量を人力で実現したのだから発想といい想像力といい実行力といい完璧だ。頭が良く体力もあったすごい人々。
 明治はこの基盤を受け継いで発展した。今や首都圏の人口は世界一だ。江戸時代でも江戸圏の人口は世界一だった。変わらぬ発展にきっと満足されていることだろう。

 今、南の島国では住居が水没しているらしい。首都圏の場合は今回の台風がそれほど雨をもたらさなかったのでホッとしている状態だ。ハザードマップなどを見ると本当にこれは首都圏なのか、と思ってしまうが本当らしいからガッカリする。徳川幕府が埋め立てて作った土地の上に今や莫大な資産が立地している。徳川時代は寒冷期で海面の上昇もなかったのだろう。今、地球環境が変わったとしか思えない状況が海外でおこっている。そのような時代にハザードマップには避難場所が書いてあるが、どうせなら台地のより高いところへ移転したい心境だ。が、水田がすぐそばにあったほうが何かと都合がよいのでこのままか。

 排水機場は毎年確実に台風の雨水を霞ケ浦へ排水して地域を守ってくれた。おかげで台風が来ても安心して眠れて通過してから後始末をしていた。
 今回の台風では房総の鉄塔が倒れたらしい。電柱もなぎたおされた。こういうことは誰も予想していなかっただろう。長い送電線の途中にはなにがあってもおかしくない。

 個人での台風対策は、
  発電機
  バッテリー
  LED
  無線機
これだけあればとりあえず東電から電気が来るまで耐えられる。今のところ。
 もし、排水機場が停電で動かなかった場合地域は水没するかもしれない。霞ケ浦の水位も高くなるので自然排水ではまにあわない。
 一番良い方法は排水機場などの重要基幹施設の近くに発電機を設置することだ。停電したら自動で始動し電気を供給する。それは東電のモニターにより監視される。
 アマチュア無線では筑波山の中腹に中継アンテナがありそこと繋がれば関東一円繋がるらしい。排水機場から筑波山は障害物がない。すごい立地だ。アマチュア無線のように一旦筑波山へ電波を飛ばしてそれから東電のおおもとの指令室へ送られる。最高だ。ー

 こんなこと誰も考えないと思うが、検討課題として取り上げるぐらいのことはあっても良さそう。ーーーーー枝下ろしもやらないから無理な話か。災害予防といっても理解されないのはあきらかーーーーー
 
 東電はここ数年たいへんなことになっているようだ。分社化したが前と同じような、ずいぶん余裕がなくなっているような、現場は自己犠牲の精神でやっているようなーーーーーーーーー


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする