玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

身軽になって将来に備える

2019-09-27 02:15:16 | 台風
 昨日、専門業者の撤去作業が終わった。あっという間に一棟が解体されすぐに二棟も解体した。ユンボの先にハサミや大きな箱をつけてその中に作業員が入って高所作業を行った。高所作業車は補助のため両脇に足を出すが地盤が安定していないと危ない。ユンボを使うと足が必要ないしずいぶん自由に動ける。上から引っ張って樹木を根本から一発で切るというすごいこともやった。高所作業車では高いところから2m位の長さで下へ順番に切断してくるが、ユンボで吊れば根本を一発だ。安全な作業ですごい能率。数分で一本が終わる。
 上に電線があるとこういうことはできない。全く電線は邪魔だ。高所作業車に乗ってチェーンソーで順番に切ってくるしかない。危険きわまりない。
 ユンボの先に大型ノコギリをつけたらどうだろう。下にいて操作できるから安全と思うが。

 残っているこまごましたものは自分のトラックで処分場へ持っていく。業者のダンプは廃材を積んで行くとすぐに空になって戻ってきた。こちらは指定された場所へ指定されたゴミをいちいち手で投げるので空にするのは時間がかかる。空気も強烈な臭いで細かいゴミが浮遊していてマスクが必要だ。しかも順番待ちだ。

 よくもまあ品物をためたものだ。このなかで時々使うものなど数点しかない。あとは定置してほったらかし。大半がゴミ。
 災害にあったときに必要な物は、発電機、バッテリー、LED、無線機。これだけあれば良い。資材置場にはこれだけあれば順調に回転していることになる。
 ところが、資材置場にあったものは停電でも使えるものは人力の木工道具ぐらい。コード等は保管しないで配線しておけば良い。12Vで使うのだから問題ない。電球も保存しておいても意味がない。LEDを使えばいつも非常時対応だ。
 ガソリンや軽油で動く機械はいつも使うので資材置場ではない本当の農作業場や車庫にある。木工道具は農作業と直接関係ないので車庫に置くといつも見える。これで農作業場と車庫だけあれば充分だ。
 農作業の方法は震災後毎年のように変えた。そこで新たに資材が必要になるが新規購入してばかりで資材置場をさがしてみる、ということはしなかった。探すのが面倒。余れば資材置場へ。毎年この繰り返しだった。ゴミがたまるばかり。
 しかし、来年からの農法は決まった。稲麦二毛作だ。新たに必要な資材は一つ。

 穀物菜食では病気の原因は酸化した老廃物として、これをどうやって体外へ排出するかが問題になる。一言で酸化した老廃物の除去をすれば病気は治る、と簡単だが具体的にどうやって体外に排出するか方法を考えねば全く進まない。
 資材をためこんでおくのは酸化した老廃物をためこむのと同じだ。

 資材の定置化=資材をためこむ=ゴミの発生
こうなるのはためこむような不要な資材を買うからだ。買ってきて使わないで定置。バカバカしい。

 食養では、初めから全く食べないか少量にして老廃物を溶かすものを食べながら体外に徐々に排出する。
 今回、建物ごとゴミとして処分した。これは手術で臓器を摘出したことになる。簡単だ。あっという間に身軽になった。
 資材置場はゴミ置場でもともといらないものだった。臓器は全て必要なものばかりだが、摘出して身軽になろうとする。正常に働かなくなった臓器はゴミに見え、いらないものに見えるのだろう。

 専門業者のみなさま、あっという間の解体作業、どうもありがとうございました。

コメント
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