玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

美的感覚が正反対

2019-09-06 02:03:11 | 知識
 世界最先端を行く農具を使って畑を深く耕す。江戸時代にやったことを想像してマンノウやクワでやってみるとたった数センチ掘るぐらいで、それ以上深くするのは体力が続かない。
 江戸時代は人力文化で、わずかな力で最大の効果を達成していたので深堀はしないはずだ。現代の感覚では表面を削っただけだろう。

 浅く耕して、大きな土の塊や麦カラが残っているような畑に
 水が入った状態

水が入ったので田となった。

 トラクターはマフラーから黒い煙りを出させると数十センチくらい耕すことができる。時間もかかるし燃料も多くなるのでやらないが、江戸時代の人力による農法でやると

 低燃費、短時間作業、機械消耗最低

となって良いことだけなのだが、ベテランはそんな草だらけの田で田植ができるのか、それは荒代かきと言って代かき前の状態で終了していることになる、数日後ほんとうの代かきをやることになっているーーーーーーー

 長い間トラクターを操作している人間はウンザリしてへそ曲げていつものように水面には草一本もない代かきをしてしまうだろう。草があると邪魔で田植ができない、と言っているので来年もきれいな水面を短時間で作る。腕の見せ所だがーーーーーーーそれがマズイ。

 トラクターに座ったこともない人が運転すれば問題は解決。麦カラがどれほど出ていようと知らないのでそこで終了。そのうちトラクター運転はアルバイトのほうがベテランより作業時間が短くてきれいにできる、となる。美的感覚が正反対になる。

 有機栽培と慣行栽培違い以上の感覚の相違だ。

 ベテランは少し休憩。

 田植機では腕の見せ所、素人ではできない。

コメント
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