玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

稲刈りが遅れても麦播種は予定通り

2019-09-03 05:26:11 | 
 周囲の田は昨年に比べ稲刈りが少し遅れている。玄米ごはん族の田は稲穂さえ真っ青。身近な人から年内に稲刈りできるのか、などと言われている。
 7月は小雨で太陽光が弱く涼しい日が続いた。8月になってようやく夏らしくなった。成育が遅れているのだが、お盆の前後に稲刈りをしたところはどうだったのだろう。予定どうりに進んだのだろうか。そういうところは田植も早い。稲刈りできないよ、と言われないように玄米ごはん族でも田植を早くやって早く稔らせた田を用意したほうが良い、とはわかっているのだが。

 昨年は周囲の田の稲刈りは早かった。今年は周囲の遅れているので玄米ごはん族の田はぐうーんと遅れるだろう。麦をまけるのか心配なってくる。遅れると今年のように麦秋にならない。北海道からわざわざとりよせた古代小麦の種は契約書を取り交わしてものすごい高価だったが、収穫をあきらめてすきこんだ。
 北海道では9月にまいているという種を11月下旬にまいた。少しぐらいは収穫できるだろうと思っていたがあまりにも短くコンバインで収穫できるだろうか、やってもいくらもとれないだろう、やるだけむだ、とすきこんだ。結果は稲作で成果がバッチリ出た。コナギが出ない、成育も一番良い。何より最高なのは田植後一回も入いらないですんだことだ。これだけでも麦をまく必要がある。

 11月上旬には麦播種は終わっていないとたいへんだ。このまま行くとまたもや11月下旬になって昨日作った予定表のようにいかない。
 稲をすきこんで麦播種したほうが来年のためだ、立派な麦ができるだろう、という人はいない。おもしろいなあ。

 11月上旬に麦播種が終わりそうもない時は稲の上から空中散布だ。アメリカの農家は茨城県ぐらいの面積を飛行機でこなしている。こちらの空中散布は地上から散粒機でまきちらす。極小面積なのでそれでも充分。

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