玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

汗をかかない生活ではカリウムが重要だが

2020-07-14 09:09:06 | 穀物菜食

 昨年の田植前、苗箱に土を入れる時、20kg近い土の袋を手で種まき機に入れた。左膝が痛くなって数日休憩した。今年は500kgのフレコンバックをセットして終わり。重労働しなくてすんだ。本当にメーカー様に感謝します。

 昨年は泥の中の散歩を数キロを数日おきにこなした。草刈りの散歩も数日おきに。左膝に少し痛みがあったが徐々に違和感になり痛みは消えた。今年はそういう無駄なことはやらないで草刈りの散歩だけ。

 しかし、苗箱運搬枠を人力で持ち上げた。これで違和感が抜けないし、再び正座ができなくなった。連続した重労働ではなくても、瞬間的な重労働でもおかしくなる。大丈夫だろう、の考えで人力作業だったがーーー

 いちばん、大丈夫じゃなかった。

 

 連続した作業なら発汗で酸化した老廃物を排出し新陳代謝を促進できることがわかった。数キロの泥の中の散歩で痛みが消え違和感だけになり、それも消えたことから思いつく。普通の人がリハビリで回復できる理由だ。

 

 何がおこっているか、と言うと、発汗、体温上昇の二つ。連続した運動はこの二つを発生させるため。結果は新陳代謝の促進。

 発汗にはナトリウムと水が必要、体温上昇にはナトリウムで体をしめて血流を速くするかカリウムでゆるめて血流を多くするか、の二つ方法がある。

 

 ものぐさ人間は、カリウムを多量に含む野菜を食べることではなく、ナトリウムを多く含む味噌、醤油に頼った。ナトリウムも運動量に見合って取れば良い、というわけだ。

 ところが発汗しないと体に蓄積し体をしめる。血管もしまって細くなり、そういう状態で運動しないと血流は遅いままで血液の量自体が減少する。末端に栄養分が届かない状態になる。寒くなると、ますます血管が縮むので末端の手足が冷える。

 今年は、冬の先取りをしている状態。作業減少、発汗しない、体温上昇関係ないーーーーー 

 

 これから発汗しないのでナトリウムを減らしカリウムの多い野菜、海藻、ジャガイモで血管を拡げることで血液の量を増やさないと新陳代謝どころではなくなる。ところが、嫌い。好きなのはワカメぐらい。ワカメは塩蔵でナトリウムが入っている。

 野菜もジャガイモも味噌煮にしてナトリウムを入れる。発汗しない生活なので味噌汁ではなくうすい味噌煮にする。水分はなるべくいらない。カリウムがたっぷりで血管は広がり血液量も増加、結果は新陳代謝の促進。良いことばかりだ。微量でもナトリウムが入っているので、うまい、と言うにきまっている。焼き芋に使うサツマイモのナトリウム量で十分だが、うまくない、だろうから、うまい、と言うまで味噌を入れる。それでも、ものすごい微量だろう。

 

 今まで味噌をなめてモチ玄米を食べた。麺はうすい醤油で。これから野菜も同じ時に食べることになるが、どちらもナトリウムなどほぼ0、違いは熱を加えたか生かだ。ジャガイモは熱を加えたが、うまくないと言って知らんぷり。それを、大好きなナトリウムで味付けする。だんだん多量になるのはきまっているのでストッパーとして主食抜きの献立に。 

 小麦のうどん、そうめんを食べはじめたとき、体に力が入らない、と言っていた。うすめた醤油で食べたのでナトリウムが味噌に比べて大幅に減少したのが原因。血液の速さが減少し脳はこの状態を血圧低下と認識した。速さの減少は圧力低下そのものだ。本当に血圧が低下したのかもしれないが、今の状態なので脳も体もなれたらしい。そこへ野菜ジャガイモ薄味の味噌煮込み。いっそう低血圧へ。だんだん多量に味噌を入れるようになる。それでも脱力感がひどいようなら味噌をたっぷりの玄米で回復できる。こういう状態のストッパーは副食抜きの玄米と味噌。

 今年は、昨年の作業の1/10も行っていないから、脱力を基本にして調整、目的は新陳代謝。

 やっと作業方法、献立、目的がはっきりした。 

 それにしても、脱力を基本にして、なんて聞いたらご先祖はびっくり仰天だ。父の生活様式は、と見ると、とっくに脱力が基本になっているので植物性だけにして野菜、海藻、イモを食べれば正座もできていたことになるが白米だ。白米をご先祖が見たらびっくり仰天、食べれば、こんなうまいものがあるのかーーーー     

 

コメント
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