自然食品店でキラリモチを購入した。今まで購入したモチ麦は炊くと紫色にモチ玄米を変色させた。キラリモチは変色しないらしい。
農研機構様HPのPDFから抜粋させていただきます。
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「キラリモチ」は、画期的な品質特性をもつ二条裸麦です。もち性であるため食味が優れ、機能性成分のβ-グルカン(水溶性食物繊維)がうるち性品種よりも 1.5倍程度多く含まれます。ポリフェノールの一種プロアントシアニジンをほとんど含まないため、炊飯など加熱調理後も褐変しにくい特長もあります。収量 性はやや劣りますが、従来品種にはない品質特性を合わせ持つことから、関係企業から注目されています。麦ごはん用に限らず、粉利用などによって高付加価値 食品の開発が期待されます。 北海道(春播き)から鹿児島県まで生産者による試験栽培が行われており、一部の産地では麦ごはん用やもち麦粉用など新規用途向けとして本格的な生産が始 まっています。
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プロアントシアニジンについても農研機構様HPから引用させていただきます。
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モチ性裸麦「ダイシモチ」穀粒におけるアントシアニンの蓄積
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ダイシモチ穀粒のアントシアニンは果皮に局在し、搗精歩留90%の搗精麦では全粒の約1/3しか残存せず、搗精歩留75%や60%ではほとんど残存しない(表1)。
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収穫直前に降雨にあうとアントシアニンは著しく減少するため、適期収穫を心がける。
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ダイシモチのアントシアニンもずいぶんたよりない。ほんの少しで紫に染めている。100%で100%、90%では33%。はがれおちている。ポリフェノールはアンチエイジングで抗酸化作用がある。せっかくだから、紫に変色など気にならないような。