玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

2019-04-02 22:38:05 | 知識
 原典は、ウィキペディアによると、

令和ーーーーーーーー
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于時、初春令月、氣淑風和、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香。
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 梅と蘭の二種類の花が話題になっています。
 梅、鏡の前の粉。
 蘭、珮後(はいご)の香。
前と後ろで対になっていて、それぞれ粉と香に比較されています。

 梅というとどうしても梅干しを連想してしまいますが、蘭と言われても、どういうものか、まさか高価な西洋蘭とは違うだろう、ぐらいのところです。
 香ということなので、蘭が畦道に生えていれば、虫よけになるかなあ、草刈りをすると良いにおいが出るのかなあ、そんなところです。
 
 奈良時代ではどのような蘭を見てにおいを楽しんでいたのか、興味が出てきます。
 梅や蘭に比較されているのは、まちがいなく女性だと思います。奈良時代、2019-730=1289年前の話です。すごいことです。
 頻繁に殺虫剤を散布して米作りをする現代より、ずっと進んだ米作りをしていたかもしれません。有機栽培が普通の世界でしょうから、居心地は最高でしょう。しかも、女性が自然の中で美の対象になっている至高の世界のような気がします。

 美を競っていたのかもしれませんが。

 蘭を植えて増やせば、先人の優雅さをすこしは身につけてくれるかなあ、などと考えたりします。
 男性ばかりでなく、身の回りのことにもう少し気をつかい、優雅にふるまわないと。



 

 
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