玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

遅いからか、それともーーー

2019-07-11 00:28:13 | 
 一回代かきの田と三回代かきの田へ一週間前の同じ日に田植えをした。結果は同じようにコナギが出なかった。

 一回で雑草埋め込み代かきをした田。小面積なので水をぬいて撮影。




 雑草を埋め込んで代かきをして数日後二回目の代かきをし、余裕がなくて田植えができなくなり三回目の代かきをして田植えした田。




 一回代かきの田は全面にコナギがない。一週間も経過すればコナギの小さな一枚の細長い葉がビッシリと見えるはずだ。それがないのだからうれしくなる。

 三回代かきの田はところどころ島のようにコナギが見えるが80%ぐらいはコナギがない。三回も代かきをするとコナギはどんどん大きく成長するらしい。キチンと水をぬいてコナギを埋め込めば代かきのたびにコナギは減っていくはずだ。そうしたいのだが、水をぬくと今度はいつ満水になるがわからないので二回目、三回目も満水に近い水位で代かきを行った。水をぬいて代かきをしてすぐ田植えをすれば徐々に水位をあげていけば良いが田植えを延期したので水をたっぷりいれた状態で代かきをした。コナギがものすごく浮いたらしい。それが風で移動し田植え前に水をぬいた時田面の高いところに留まった。
 田植えの時、気にしないで植えていったが今大きく育って島のようになった。それ以外のところはコナギが見えない。その他の雑草も見えない。

 一週間たって見えないのだから、これからも出てこないだろう。

 三回も代かきをやったのは時間的に余裕がなくコナギが大きくなってきたのでやむを得ずだった。その間代かきで浮かされたコナギが田植えの時に着地し根付いた。今年は代かきをだいたい二回やっているがコナギが繁茂している。
 一回目の代かきが終った田にはコナギなどない。他の雑草も埋め込まれて見えない。
 二回でコナギを防げないなら三回やれば良い、とはじめのころ考えた。実際、三回やってみるとコナギの島を作ってしまった。

 7月の田植えはずいぶん遅い。小面積の田ということもあるかもしれないが、雑草埋め込み代かき一回でもコナギが出ないことがわかった。 
 早い時期に田植えをするとコナギが勝つのかもしれない。早い、といっても普通の農家と比べるとはるかに遅いのだが。
 来年の今頃は麦刈り後の田でゆっくり田植えができる。7月になれば雑草だけでもコナギはない。それに麦が加わるのだからコナギも出るに出られない状態になるだろう。

 秋の稲刈り、麦まき、来年の麦刈り、田植えが楽しみだ。田植えが終ったら大豆をまく。

 草刈りや中耕除草で一年が終わりまた来年もか、とがっかりしている人間に、かすかに見えてくるものがあるようだ。増産計画を立てなければならなくなったりして。














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