玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

昔の食べ物だった

2019-07-12 01:07:31 | 
 ずいぶん前に有機栽培農家の見学に参加させていただいた時、何だろう。と思った。

 真似をして作った、鴨さんの飛行場。



 苗もなく邪魔者がないのにコナギが少ない。




 着地の時は足でブレーキをかけながら水面をすべり、飛び上がる時は助走して空へ行く。
 鴨さんは田植え後何日の苗だから助走を短くしようなどと考えないから田植えが終ったばかりでも滑走するだろう。
 ちょうどコナギの芽が出た頃泥をかけている。
 
 昔の農家は出るものを有効に利用したらしい。

 コナギをウィキペディアで調べる。

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コナギ(小菜葱、子菜葱、小水葱、子水葱、学名:Monochoria vaginalis var. plantaginea)は、ミズアオイ科に分類される一年性の水田雑草。
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本種種子には休眠性があり、一度寒気に晒さないと発芽しない。種子には嫌酸素性もあり、無酸素状態に置かれた種子ほどよく発芽する。
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同属のミズアオイと共に万葉集に本種を読んだ歌が収録されている。また、江戸時代頃までは食用にされていた。
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成長に際して過分な窒素分を要求するので、水田に生えた場合はイネの窒素吸収を阻害する。そもそも発芽に際して酸素を嫌うという変わった性質から、地表を水で覆う水田は結果として本種に絶好の環境を提供している。
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 コナギは芽を出すとき酸素が嫌いで成長すると稲の苗より大食いになるような稲より水田に向いている雑草。

 昔からこんなものと付き合っていたのか。

 やけ食いかもしれない。
 稲も窒素を化学肥料で入れればいくらでも吸い込んで最後には伸びすぎて倒れてしまうらしい。コナギはそれ以上に吸収するのでものすごいエグミがあるだろう。食べるときは、あく抜きをしないと体に良くない。
 どうやって食べたのだろう。


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